Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2021-01-01から1年間の記事一覧

リフレクション・ナイト

『俺より強いやつに会いに行く』 カプコンのミリオンヒット格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」のキャッチコピーではないけど、仕事をする上での醍醐味は自分より優秀な人と働くことにあるわけで。コンサルティングファームで働く魅力もそこに尽きるわけで…

Brand New Project

夏の3ヶ月は山ほど提案書を書いた。異なるジャンルのテーマ群。特に立て続けに企画を書いた8月は、それ以外の提案やプロジェクトデリバリーが輻輳したこともあり、提案が一段落した後も暫く何も手につかない気分だった。もう一種のバーンアウト。 柄でもない…

リスクとリターン

Rで事業を立ち上げたときは1年半かかりました。垂直の壁を登るように取っ掛かりがまるで見つからず、息が詰まる毎日でした。それでもリーマンの時の案件獲得の至難さを味わっているので、とにかく歩みを止めずに脇目も振らずに前に進んだわけです。 結果が出…

良心と役割と

人生で変化を遂げるためには、2つのことを実践すること。一つは良心に従うこと。もう一つは役割を変えること(7つの習慣) 新しいことをすべきだと思っているのに、自分にその資格はない、今はその時期ではない・・といって今の状況に踏みとどまろうとして…

基本はラブレター

ダイレクトリクルーティング。欲しい人材をサーチして、直接メールを打って採用に繋げる手法。ビズリーチが代表的だ。 欲しい人材には直接アプローチできる反面、そういう人材には多くのアプローチが来る。平板なメールではハナから無視されるのがオチ。メー…

緊張感あっての心理的安全性

心理的安全性はとても大事だと思うのですが、Googleにおける心理的安全性と、特に日本企業における心理的安全性は、唯一無二の妙薬のような扱いをすることが間違えているように思います。 そもそも、採用を厳選し入社した社員においてはパフォーマンスについ…

タワマン暮らしの憂鬱

売却が先行して決まったことから、仮住まいと終の棲家の両方を同時に探すことになり、物件巡りに費やす週末。まずは、当座の仮住まいは駅チカの利便性に富んだ所で3LDKという条件を立てて臨むも、なかなかこれといった物件には巡り会えない。(僕はこだわり…

ベンチャーゆえの鷹揚さ

41歳の時にS社のキャリア自律プログラムの企画をやっていたのです。そこはバブル層を大量に抱えており、団塊層最大のコブが48歳だった。そこで出口施策として53歳の役職定年を早期退職優遇制度とセットで導入し、48歳でキャリア研修を実施。研修後はカウンセ…

ブランド時計が欲しい時

使わない時計を売り払ってミニマルにしていたのですが、なんか熱病のように時計が買いたくなったりしたわけです。腕は一本しかないですし、取っかえ引っかえする趣味は僕にはありません。 私服が日常だとタフに扱えて軽量防水のルミノックスがメイン。デザイ…

故障の連鎖反応

或る物が壊れるとなぜか時を経ずして他の物も壊れる…という現象。 車のエンジンオイルがなにか減少しているような感覚があったのです。2年の車検おきにフィルターとオイル交換というペースでよかったのに、どうもそれには持ちそうもない。高速運転中だったと…

人を大切にするとは何か

「45歳を過ぎてもまだ"出世の可能性"を匂わせて引っ張りながら50歳過ぎると途端に手のひら返しのリストラをするのが日本企業の残酷さ」。 先日取材した経済学者はそう看破していた。 せめて3年、早めに社内キャリアの終点が見えるだけで人生は変わる。「50歳…

自転車と本

小さい頃は、旅行にあまり連れて行ってもらえませんでした。年に唯一の夏の家族旅行は、二泊三日、場所は会社の保養所というのが定番でした。それ以外は、自転車と本が僕にとってのトリップアイテム。 高校卒業後に電力会社に入った父は、謹厳実直を絵にかい…

連戦連敗

空港、駅、美術館など大型の建築では、公開コンペになることがほとんど。その中でコンペに勝ち残れる確率は、世界に名だたる安藤忠雄さんをもってしても、1割か2割程度しかない。基本は連戦連敗。でもそこで諦めない。敗戦の理由を丹念に分析し、次への肥や…

モビリティシフトの余波

毎日使っているGiantのロードバイクも乗り始めて4年。そろそろスプロケット(後輪のギアです)でも交換すっかなあ…と思ったわけです。大分摩耗しているし、もう少しトップスピードの乗る低いギア比の歯も足したいし。(今のはTiagra 10speed) で、Amazonで…

レハレハの啓示

ヘブライ聖書によれば、ユダヤ人の始祖アブラハムは、ある時「レハレハ」(すべてを捨てて、新しい土地へ行け)と、神から告げられた。父の土地を捨て、親から引き継いだ豊かな生活を捨て、全く新しい土地に行き、もう一度ゼロから始めよ、と神は命令した 「…

執着と転機

好きになったものは、ずっと好きでいられる自信がありますし、縁があって関わったモノについては良い面を多く見いだし、贔屓になる力は人一倍強い方です。 好きなものに囲まれていたいし、愛情を注げないと力が出ない。もっといえばそれが自尊心を保つことに…

ハイプレッシャーに生きる

石川佳純さん、桃田賢斗さん残念でした。国民の期待を一身に背負い、全てを一瞬のために犠牲にして日々を過ごすアスリート。報われる瞬間が来れば良いですが、そんな事ばかりじゃない。 厳しい練習だけでなく、かかるプレッシャーの大きさは、想像もできない…

姿勢と肩凝り

昨年の暮れぐらいまでは、極めてひどい肩凝りに悩まされていた。8,9月あたりはもはや凝りというより、右腕の痺れと強い痛みを伴うもので、頚椎症性神経根症と思わしきものだった。 こいつは、首にある頚椎の椎間板の変成により、腕の神経が圧迫されることで…

憂鬱じゃなきゃ成長しない

憂鬱でなければ仕事じゃない もっといえば、憂鬱になるくらい難しく、手探りの不安の中でもがくような仕事じゃないと成長なんてしませんよ… 基本的に楽観的ですし、好きで興味のあることだけを追いかけていきたい人間だったりするわけですが。成長したときは…

エコなのにエコじゃない

ソーラーや振り子で充電される時計って、電池交換が不要ということを売り物にしているわけですけど。これって、結局便利そうで不便なのですよね。当たり前だけど、何度も充電と放電を繰り返していくと、バッテリーが消耗して駄目になる。 充電型腕時計のバッ…

安物買いの銭失い

広いリビングに据え付けた18畳用のダイキンエアコンが壊れたと分かったのは6月の初旬。修理に来てもらったのだが、ガスが抜けており応急的にガスを入れてもすぐ抜けるので、きちんと直すと10万はかかるとのこと。要はもう駄目だと言うことだ。 応急的に入れ…

住み慣れた家をでる日

コロナに入る前から、都心ではなく郊外に・・という話をしていたわけです。例えば、鎌倉や逗子などに・・。 コロナになってリモートワークが多くなると、手狭な都心での生活ではなく郊外での生活を真剣に考えてみるか・・にしても、今の家がいくらで売却でき…

消去法のなかにある光明

単なる憧れに過ぎず、己の適性のなさを思い知った高校3年生の3月。進むべき道は、適性のない選択の中であがくことではなく、自らを客観的に見つめた中で得意なものを中心に専門を定めることにあった。 僕は遅々として理解のすすまなかった数学と理科の参考書…

ワクチン接種

大手不動産デベロッパーの職域接種に入れていただき、第1回目ワクチン接種を受けてきました。 遅めの目黒区は7/2から接種券の配布で自宅には今週頭に到着。予約はまだ先でしたので、タイムリーではありました。ワクチンはモデルナ製。 注射の副作用は経験し…

ターミネーター

著名大学を出て、大手の看板の下で上位ポジションを歴任していようが、その実力に再現性があるかというと看板が外れた瞬間に全く覚束ないのだよね。 定型の提案書、オンリーワンのサービスで易々と案件獲得出来ていた人は、条件が変わった瞬間にまるで成果が…

成長主義はオプティミスト

成果を出すことに拘りが強いと、獲得した経験やスキルを前提とした働き方をせざるを得なくなります。そうした働き方は不確実性を減少させる反面、窮屈で退屈なもの。 何より、自分の中にある可能性の芽というものを伸ばす機会を無くしてしまうことは人生にお…

エンゲージメントサーベイの限界

体重計に毎日乗るだけでは理想の体は手に入らない。そんなこと、誰もが知っている常識。 同じことでエンゲージメントサーベイをするだけで、仕事にやりがいを持つ社員が増える訳がないということも常識のはず。 エンゲージメント向上対策のためにサーベイを…

80年代歌謡曲が好き

娘は就活の自己紹介で趣味の欄に『音楽を聴くこと 80年代J-POP』と書いたらしいのだが。 『どんなアーティストが好きなのか?』 『何で聴くようになったのか…』 とそこだけは突っ込んでよく聞かれたそうな。 「お父さんがきっかけで…山下達郎、稲垣潤一、松…

エンゲージメントの未来

僕が働く会社は設立7年目の新興ベンチャーだ。大手外資ファームを中心に枠のない自由な働き方を志向する人材が多く集っている。エンゲージメントが高い社員が多く、GPTW(働きがいのある会社)で5年連続ランクインしている。 オフォスレイアウトも斬新で、ユニ…

旅で過ごす時間

引っ越してきたばかりの頃、初めて家路に向かう道が長く感じるように。旅行の一日も普段の一日と全く時間は同じなのに長く感じるものだ。 その理由は、真新しいモノを見る新鮮な刺激に溢れているから。だから、1年があっという間に過ぎていくという人は、新…