Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

歌で盛り上がれる時代

歌番組が好きでよくチェックしているから…かもしれませんが、19歳の娘はかなり古い曲も含めよく知っている訳です。70年代 テレサ・テン、山口百恵、80年代やしきたかじん、上田正樹、岩崎宏美、中森明菜…し、渋い…一緒に車に乗っていると、ジェネレーション…

About time

時間が遡れるのだとしたら、意中の彼女に上手くアプローチしてハートを射止めたい・・・そんな思いに男性だったら駆られたことがあるかもしれない。行動して失敗するよりも、行動しなかった後悔の方が大きいから。映画「アバウト・タイム」では、時間を遡れ…

”らしさ”を受容できるのが大人

もう5年前ぐらいのことになるだろうか。大学のゼミの後輩となる20代のY嬢と彼女の友人の3人で丸の内で夕飯を一緒にした。結婚して静岡に行ってしまう前に、大学以来の友人にぜひ引き合わせたい・・ということだった。 その友人はあることがきっかけで独立し…

努力は夢中に勝てない

自分が興味を持てないことでも、義務感満載で「頑張ります」という人って結構多いです。僕に言わせたら、頑張らなくっていいから、楽しんだ方がいいんじゃない?って思う。頑張るのって、すぐ限界くるし。プロの領域に達したいのだったら、努力だけで行ける…

Active Book Dialogue

僕たちの組織では、先日育成チームのメンバーが企画を行いActive Book Dialogue(ABD)を行いました。ABDは未来型読書と呼ばれており、参加者が一冊の本を分担して読み、中身をまとめ、発表し互いの気づきを深めるという新しいアプローチです。選定したテー…

掌の悩み

子供の頃から掌に大量の汗をかいてしまうのが悩みだった。試験だと答案用紙がふにゃふにゃになってしまう。遠足やフォークダンスでは手を握るのが恥ずかしかった。濡れた掌で不快な思いをさせたくなかったから。左利きの多汗症というのは、ノオトを取る上で…

支配ではなく分かち合う

アドラーは幸福の3条件として1、自己受容:自分が好きだと思えて、自分にOKを出せる状態 2、他者信頼(所属感):自分だけでなく、他人にもOKを出せる状態 3、貢献感:自分が役に立っている感覚を挙げています。そしてこの3つの条件が満たされることによ…

チームに属するか、リーグに属するか

マンチェスター・ユナイテッドに終生身を置く、就職したと考えるサッカー選手はいない。彼らは、プロサッカー選手として国を限定せず、トップリーグで活躍することを志向している。トップリーグに声をかけてもらえるには、テクニックを常に磨いていなければ…

人は環境の奴隷

人間が変わるには3つの要素しかない…と大前研一さんは言う。1番目は時間配分を変える。 2番目は住む場所を変える。 3番目は付き合う人を変える。 最も無意味なのは「決意を新たにする」こと。自分を変えたい…とか。出会いがない…とか。新しい自分になりた…

我慢して続ける意味

京都駅からクライアント先に向かうタクシー。暫く要件を済ませるべく電話で会話をひとしきり。『いい声してますね。アナウンサーの声ですよ…』電話を終えるとベテラン運転手の方にそう声をかけてもらった。嬉しいことである。昨日はちょうど教会聖歌隊のソロ…

東新宿の風景

歌舞伎町の外れの東新宿にある新宿検診プラザ。施設一覧において『お勧めです』とかいてあり、空いていそうなので木曜に行ってみたのです。すると、建物も最新でスタッフもゾロゾロいてびっくり。一般財団法人の施設なのですが、厚生労働省の外郭団体と言っ…

分かり合いたい人

いくら言葉を尽くしても相手には分かってもらえないことがあります。 話せばわかるなんてことなんてないのです。話したってわからない。分かりあえない。人はそれぞれ違うんだという前提を置いて考えていくことが必要なんです。だって、パーソナリティだって…

希望格差社会のリアル

人間は、今日より明日の方がよくなるという「希望」があるから生きていくことが出来る。一方で世界は「希望を持てる人」と「希望を持てない人」の格差が大きく開いている。山田昌弘氏は2004年の「希望格差社会」で負け組の絶望が社会を引き裂くと述べた。最…

秒速5センチメートル

遠くにいる本当に好きな人より、近くにいる自分を好きでいてくれる人。本当に好きな人との距離を縮めるのに必要な事は、時に自分の心に身を任せる強引さ。ただ、本当に好きだと相手を必要以上に崇高な存在と扱ってしまうことで、強引さは相手を汚す邪なもの…

made in Swissの虚構

外見は様々なブランドを装っていても、ウォッチムーブメントがメーカーオリジナルかというとそうではないケースが多い。SEIKO,CITIZEN,CASIOなどの日本製メーカーは、自社製オリジナルである。ドイツ、スイスメーカーにおいては、スオォッチ傘下のETA、廉価…

運命の人は育てるもの

新開作品で一貫して取り上げられているテーマは、現代社会に生きる中で個々が抱える「孤独感」と「すれ違い」。多くの人は、心の中に孤独を抱え、自分にとっての”必然”に、巡り合いたいとする渇望感を持っている。その中で彼の作品の主人公は、状況を打ち破…

『道の世界』のあるべき姿

自身に課題がない…と捉えている人に課題を伝える、その理由や証左を伝えてハラオチさせるというのはとてもパワーがかかります。言葉という水を与えてもそれが溜まる気配がなく、一気に流れ落ちていく。それどころか、その水自体が自分には不必要、不適切とい…

「#忘年会スルー 」に思うこと

大学の部活動でどうしても馴染めないものが3つあった。それは、先輩部員による使い走り、部室での喫煙、そして酒の場だった。基本的に野球が好きだったから、練習も含め活動には何ら不満はなかった。だが先の3つは全く好きになれなかった。だいたい…だ。自分…

学びのタスキ

祖父が亡くなったのは、戦時中だった昭和20年。母は小学校5年生だった。三人姉妹の二番目。大黒柱を失った一家は厳しい環境に置かれた。一家は近隣に住む親戚の世話になりつつ、祖母は何とか勤め口を得ることになった。だが生活は決して楽なものではなかった…

努力は夢中に敵わない

『努力』とは、将来手にしたい目標や成果のために、苦痛を堪え忍び、力を尽くして励むこと。批判的な見方をすれば、好きでもないことを我慢して、将来得られる果実のためにやっている…功利的パラダイム…ともいえる。「努力をすれば必ず報われる」そんなの常…

自律と有限性

人は、現状が永続するという認識の元では、行動をなかなか変えようとしない。有限性を認識した時、行動を変えていく。旅の時間が、日常より充実したものに感じられるのは、未知の空間に自分を置くことだけではなく、旅の終わりを意識してアンテナが高くなり…

自律と戒律

モルモン教は、末日聖徒イエス・キリスト教が正式名称。その創始者やソルトレークシティに本拠を構えた歴史の経緯は、村上春樹さんが訳しているマイケル・ギルモアの「心臓を貫かれて」を見るとよく分かる。当初は、一夫多妻制を採っていた事や戒律を破って…

サードプレイスのコミュニケーション

お酒を飲むと性格が変わるか…というとそんな事はなく、変わるのは外向性だけだそうだ。その意味で酒の力を借りて饒舌になれるご利益は、行動特性的に内向タイプということになる。内向タイプは、しらふの時にはコミュニケーションのタガがはまっている。お酒…

職場の孤独

急速かつ複雑な技術進歩は、職務の高度な専門分化を必然的に生み出す。また、利益率を上げるため効率化を推し進めていくと、マネジメントに特化する人材は置けなくなってくる。これによって起きる問題は、自分の仕事を理解する、見てくれている存在が、現場…

勉強の罪

勉強は、江戸時代までは ①無理をする ②値下げをする という意味だったが、明治から勤勉、学問にはげむという意味に転じた。生まれた身分にかかわらず、身を律して学問を究めれば立身出世が可能になるのだという考えを反映したものだった。(日経 12/8)学問…

情報ギャップの認知

カーネギーメロン大学のジョージ・ローウェンスタイン教授によれば、人間の好奇心や情報への探究心が生まれるためには、『情報ギャップ』を感じることが不可欠だそうです。つまり、探求心がまずあって情報の収集に向かうのではなく、「情報が欠けている」と…

美意識と成長

人目を気にしなくなり、相手への配慮が行えなくなること。それは老化における顕著な問題の一つ。・誰彼かまわず、自分の話したい同じ話を延々とする ・相手を観察して状況を想像することができない(そもそも関心がない) ・人の話を真摯に聞けない(言葉の裏の…

ゼミの授業のように

部活よりもバイトよりも大学の授業が好きだった。考え抜いて選んだ専攻領域。多くは好奇心をそそるものだった。キャンパスも好きだった。授業があってもなくても大学には毎日行っていたように思う。数ある授業でも僕が好きだったのは、ゼミ形式の授業だった…

私のタラント

習慣的に体を動かしていると、フットワークが軽くなり階段も一段抜きで軽く駆け上がれる。声も習慣的に出していると、音域が広がり高い音階に軽く届くようになる。どちらもとても気分がいいものである。歌い始めて10年が経ち独唱ローテ以外でも、神父様の代…

夏は来ない

条件が先に立って好きになる相手を選ぶというのは、相手を好きとかいう以前に、理性的な観点で我が身を第一に考えている状態。そこに愛はないと思うわけです。そうした人において、いい相手がいないそれを打開したいというのは、あまりにご都合主義です。相…