Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

大家さんとの共通項

僕の鎌倉の家を貸してくださっているオーナーの方が、僕の家の隣の友人とともにお近づきになった印にと懇親の場を設けてくださった。

 


鎌倉らしいお店とのことで、鎌倉駅前にある田楽のお店。マスターは二代目で裁けた博識の女将。オーナーは先代の時からよくこの店に来たのだという。

 


場ではオーナーの学生時代のこと、仕事のことなどを色々と聞かせてもらった。経済人でもあり、文化人なので交友関係が広いこと広いこと。

 


野坂昭如さんとジャズフェスティバルを企画したこと、そこにはジャズトランペット奏者の日野皓正さんがいつも来るのだ…とか。学生時代の写真仲間は、三島由紀夫の薔薇刑の写真集を作ったのだ…

 


僕も子供たちも興味津々でいろいろお話を聞いたのだが、面白かったことがある。それは、オーナーとお隣さんと僕の3人を結ぶ共通点が笹塚だったということ。

 


オーナーと隣に住むTさんは20年来の笹塚に住む時からの友人づきあいだったのだそうだが、僕も小学校2年までは笹塚に住んでいたのですよ…と話すとどこに住んでいたんだ?と聞いてくる。僕が方南二丁目で、そこにあるT社の社宅でした…と答えると、知っている。自分の家はな…そこの裏から坂道をすこし上がったところにあったんだ…とのこと。

 


幼稚園は、宮代幼稚園に行って方南小学校でした…と話をしたら、自分の息子も宮代幼稚園だったなどという話になり、不思議な繋がりがあるものだ…と。

 


世代もバックグラウンドも全く違うもの同士が、家を貸借するという中で交流を持つということ自体がとても新鮮。人と人との繋がりが濃い鎌倉という土地ならではだなと思ったのでした。