Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

智者たる者の理

Stay hungry , Stay foolish.One thing I know, that I know nothing.前者は、スティーブジョブズが若いときに出会った「The Whole Earth Catalogue」という本に由来する言葉であり、スタンフォード名スピーチの最後を締めくくる言葉。後者は、紀元前の哲学…

役があっても偉くない

しょせん組織から一時的に与えられた役割なのです。それによってその人が『偉く』なるわけでもなんともない。なのにそういうものを手にすると、いきなり変節して偉そうにする人っていますよね。今までは、同じ目線にたって相談に乗ってくれたり、話をしてく…

大人の魅力

本当の自信がなく、立場を脅かされていると感じている臆病者ほど、人を貶めることによって自分の立ち位置を確保しようとする。そこまでいかなくても、自分の思っていることを押しとどめ、権力者の言うなりになってしまう人は多い。自分の中にある真善美の基…

焼きが回る

焼き入れの際の火が行き渡りすぎ、刃物の切れ味が悪くなることから転じ、年をとるなどをして頭の回転や腕前が落ちるなど能力が下がることを意味する。人は歳を取ると大なり小なりどこかに焼きが回るものだ。問題を防ぐには、そこを自認して不完全さを補うべ…

孤高のメス

ピッツバーグで外科医として腕を磨いた当麻医師は、片田舎の港町にある萎びた市民病院に赴任してくる。彼は、その実力に見合った富も名声も視野にはない。彼が求めたのは、目の前で救える命を自分の手で丹念に救ってあげること。市民病院は、系列の大学病院…

キャリア研修を牽引する人

『キャリア』をテーマとする仕事に出会ったのは33歳の時。学生時代の大病を機に、生きていること、はたらくことを考え、時の出逢いと気持ちを大切に仕事を選んできた人間においては、格好のテーマと思えるものだった。ターゲットは、若年。これを機会に組織…

石を投げるものは

「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」ヨハネ福音書8節の一文。連日、鬼の首を獲ったように不倫、政治スキャンダルの報道にエスカレートするマスコミ、評論に明け暮れる人々。クオリティ、タイムマネジメント、コンプ…

彼女の面影

金曜日に久しぶりに集まった高校時代の野球仲間。後輩で9回生の市田君、そして同期の大野君、兼松君。話題は、今月末に行われるホームカミングデー。大野君は、同窓会には全然参加していません。Facebookも使っていません。ですから最近の同期ってどんな感じ…

ジブリヒロインの原点

江口寿史さんが描くポップでキュートでスタイリッシュな女性のイラスト。すごく惹きつけられます。好みのタイプだとかそんなんじゃないんです。昨年は江口寿史さんのイラストレーション展が全国で行われていました。今後どこかでやるのなら行ってみたいもの…

男の嫉妬の恐ろしさ

銀座のママだった人曰く、「男の嫉妬は女性の100倍怖い」ということだそうです。なぜなら、嫉妬した相手のことを会社や業界にいられないように、社会的な抹殺を図ろうとするから…だそうです。 女性は自分のグループには入れてあげない、というだけで社会的に…

Find my Tokyo

昨年末からオフィスが青山一丁目から半蔵門に変わった。組織の急拡大に伴い、あっという間にオフィスが手狭になったからです。千代田区一番町。番町は江戸時代から武家屋敷が立ち並び、維新以降は役人や華族が居を構えた邸宅街だっただけあって静かで落ち着…

ノブレスオブリージュ

池井戸潤の小説には、非常に分かりやすいワルが出てくる。彼らは、弱い立場にあるものを、持ちうる限りの合法的な手段で攻撃してくる。融資の引きはがし、取引の停止、特許の侵害・・など。弱者にいる主人公は、いつも窮地に追いやられる。だけど、実際には…

アンビバレンスのエピローグ

一度決めたら、思い込んだらやり抜いてしまう一途な性格。芸能界入りを親や先生に反対されたときも、学年一位の成績を取る、名古屋圏の統一模試で5位以内、県下トップクラスの高校に合格する…という途轍もない目標を掲げ、その約束を果たしてしまう。芸能界…

ホステスのいる店

あまり酒場に行くことはないから、昭和スクリーンの向こうの想像の世界だった「スナック」。カウンターがあって酒とつまみを出してくれてカラオケが出来るという店構え。そこに、ママがいて酌をしたり唄を歌う女の子が幾人かいる。昔はそれとわかる看板がか…