19年乗り続けたボルボがエンジンブローで廃車になったのが3年前。車を持つ必要がない八丁堀でカーシェア生活をしていたものの、鎌倉に越した一昨年の暮れに義理の両親から、同型後続型のボルボV70を譲り受けた。
家を新築した中で、新しい車を買う余裕も無し。ガソリンが高い昨今において、ハイオク仕様で燃費の悪いボルボに好きこのんで乗りたいか・・というとそうでないのだが、乗り古した旧式とはいえ、只でくれるというならまあ良し。ラゲッジ広いので、何かと重宝はしますし。
2月に神奈川陸運局に車を持っていき、品川ナンバーの車を名義変更。初めての横浜ナンバー(鎌倉は湘南ナンバーではなく、横浜なのです)。陸運局は整備士や自動車ディーラーといった人たちだらけで、普段仕事で見ない人が多くとても新鮮。それにしても神奈川の陸運局は場所が悪くて不便。(都築だったら、東京に行くのと時間が変らない)
今月は車検満了月。ユーザー車検に久しぶりにトライ。
4年も経つと、ユーザー車検のやり方などすっかり忘れているわけで。久しぶりに受けようとすると、前は満了一ヶ月前から更新手続きだったのが、二ヶ月前から受けられるようになったことを把握。なんでも、一ヶ月しか期間がないと整備士の超過労働を助長してしまうからだそうです。(給与が低いこともあり、整備士は人が不足してますからね)
継続更新は神奈川の陸運局でなくても良いので、慣れた鮫洲の東京陸運局へ。サイドミラーのランプ切れで一回目はNG。目黒にあるボルボサービスに急いで持って行き、予約無しだったけど直ぐに対応してもらえた。陸運局が神奈川だったら、こうは行かなかった。心配だったけど、ユーザー車検は無事に完了。手数料3000円だけですから、ランプの修理代を踏まえても最低限の支出で済んだことはなにより。
車検でチェックする項目
①同一性の確認:車検証や申請書類の記載内容と、車両が同一であるかの確認
②外廻り検査:自動車の外観(車体・灯火類など)に問題がないかの確認
③サイドスリップ検査:前輪タイヤの横滑り量(直進安定性)の確認
④ブレーキ検査:前輪・後輪・駐車ブレーキの制動力の確認
⑤スピードメータ検査:実際の速度と、速度表示機器との誤差の確認
⑥ヘッドライト検査:ヘッドライトの光量・光軸が、基準値内であるかの確認
⑦排気ガス検査:排出ガスのCO(一酸化炭素)と、HC(炭化水素)の濃度の確認
⑧下廻り検査:車両下部の不具合(かじ取り装置・オイル漏れなど)の確認
何も問題がなければ、検査自体は陸運局の検査レーンに乗って、おおよそ15分もあれば終わってしまう訳です。プロでなければガイドもしてくれます。しかも手数料は3000円。このためだけにわざわざディーラーに持って行って20万やら30万やら払うのは勿体ないですね。まあ、整備士さんの生活を支えていると思えば良いですけど。