Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

4度目のユーザー車検

2年に一度巡ってくる自動車継続検査。僕の車の車検切れは1月15日なので、年始に車検を行うことが多い。年明け早々、気合の入るイベントである。


初年度登録から15年。今回もユーザー車検でトライ。4度目のユーザー車検とはいえ、2年に一度となると、一度マスターした手順もあらかた忘れてしまっていたりする。基本的には、車検証と車を品川鮫洲にある陸運局に持っていき事務手続きと車両検査を受ければよいのだが、重量税と自賠責保険の金額がうろ覚えで、危なくお金が足りなくなるところ・・こんな掛かるんだったっけ・・


書類は一通り揃え、いざ車両検査ラインへ。


随分と型式の古いボルボV70ゆえに、テストで引っかからないかドキドキもの。テストは6ステップ。

①外回り検査
②排ガス検査
③ヘッドライト検査(光軸検査)
④ブレーキ検査
スピードメーター検査
⑥下回り検査(ステアリングなどの駆動部の検査)


最初のユーザー車検では⑥のステアリングブーツの破損で引っかかった。2回目では③。前回は、③⑤。ステアリングブーツの破損などで引っかかると、部品を取り寄せジャッキアップ修理が必須なため当日車検を通すことは不可能だったりする。もっともよく引っかかるのは③の光軸検査。


今回の検査では、どの検査も一発でクリア。少し、覚悟していたので拍子抜けである。書類準備も含めて所要時間は30分程度。


まあ、今回の車検タームにおいてはブレーキ、タイヤは全交換しているし、リアのウィンカーユニットも経年劣化の故障故に交換をしている。トランスミッションの変速不調だったのでイグニッションコイルも全交換。まあ、かなり手をかけて不具合には対処してきていたので当然といえば当然か・・


車のメンテについては、もうかなり詳しくなったので、ガソリンスタンドでの整備やユーザー車検代行などなら出来るレベルになったかな。こういうことができてしまうと、自動車整備士も商売上がったりだと思うのですが、実際に自動車整備士は非常に薄給で生計を立てていくのが非常に困難な職種だそうです。正規外車ディーラーの専属メカニックにでもなり、車検のたびに過剰な整備とメンテで儲けることができれば別ですが。


本来、車検なんていうのは、検査項目をみれば分かるように、大したお金をかけずに通すことが可能なものです。(ユーザー車検であれば、検査費はわずか3000円)それにしても、日本は車検の頻度が多すぎです。国土交通省管轄の士(サムライ)業である自動車整備士たちの労働市場を成立させる目的もあるのでしょうが、まったく何とかしてもらいたいものです。