Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

デザインと遊び心

キャリアを軸に組織・人事領域に踏み出した人間としては、キャリアデザイン研修のオーダーを受けるのはある意味で冥利に尽きるわけで、可能な限り講師も含めてお受けすることにしています。 一方で組織長としての使命もあるので、自らが講師として臨む機会は…

エイジダイバーシティの心地よさ

今の会社は圧倒的に若い人が多いわけです。平均年齢31歳。代表の年だって44歳。パートナーレベルだってせいぜい40代半ば。僕は魂年齢で人に接するので、あまり人を年下扱いすることはありません。 20代はさすがに青いな…と思って接しますけど。 そんなこんな…

飲み会には華を

職場でルーキーの娘は、性格とポジションから上役の社員から飲み会の誘いを受けることが多いのだそうです。職場で支店長などの要職についている人は、だいたい僕と変わらない年齢。年上の男性に対する苦手意識が全くなく、愛想もいいので誘いやすいのだと思…

転機という福音

精神の力には、外的偶然をやがて内的必然と観ずる能力が備わっているものだ。この思想は宗教的である、しかし(社会改良家が、人間の幸不幸のありかを外的偶然のなかに探そうとするように、)空想的ではない。 小林秀雄先生が述べるこの言葉を大きな転機の時…

いつまでやるの?

昨日、コロナワクチン4回目を接種。腕が重い接種後を過ごしているわけですが。律儀に接種をするのもいつまで続けるべきか、ハワイ帰りの家族の話を聞くと考えてしまうわけです。 妻は基礎疾患があることもあり、こうした疾病に関する事柄にはとかく神経質で…

トロイの木馬による日本弱体化

日本がアジアで唯一植民地化を免れ、列強の仲間入りを急速にできた理由は、国民の教育レベルと工業化に向けた標準化が進んでいたことがベトナム人教授によって指摘されている点は非常に興味深い。 そうなると欧米が日本に対して行う政策は、教育への介入、標…

モノより思い出

久しぶりの海外渡航。僕は日本でお留守番で、妻と娘でハワイに出かけています。何か欲しいものある?と聞かれたわけですが、圧倒的に物価の高いアメリカ、ハワイにおいて、今やわざわざ買ってきて欲しいものというのは、無かったりするわけです。 物欲は満た…

異動辞令は音楽隊

音楽隊の演奏が好きで、日比谷公園に機会があると聴きに行きます。そんな音楽隊をテーマにした『異動辞令は音楽隊』。コンプラを無視した厳しいスタンスの捜査が信条の主人公が、左遷ともいえる異動辞令を受けたのが警察音楽隊。 阿部寛さん演じる主人公は、…

ザ・ファーム

1993年に公開されたトム・クルーズ主演「ザ・ファーム」。 ハーバードロースクールをトップ5の成績で卒業。判事の下で助手を務めた主人公は、大手のファームから破格のオファーをいくつも受けます。並み居る名門ファームの誘いを蹴って、メンフィスにある税…

声楽vsポップス

正統の声楽をやっていた人というのは、正しい歌い方しか認めなかったりするわけです。そしてポップスなんて歌わなかったりします。なぜなら、ポップスの歌い方は地声だったりするからです。 先日、永嶺さんと会ったときに・オペラ歌手の歌い方は、誰だろうと…

才能か色か

先天的に与えられたものが『才』、後天的に獲得したものが『能』であり、そのどちらも出したり引っ込めたりすることができるもの。顔や容姿といったものは『才能』ではなく、隠すことができない。実際に『色』として別格に扱われるわけです。(才色兼備とい…

価値観と漫画

幼少期、思春期に読む少年・少女漫画やアニメーションって人間形成に多大な影響を与えると思います。 何が尊いことなのか、美しいことかといった価値観に関わることがそこには扱われているわけで。滅びの美学や自己犠牲の愛が描かれていると、そういう価値観…

遅れてきたインターン

ベンがシニアインターンとして入社したネットファッション誌は、40年務めた電話帳会社のビルディング。 アン・ハサウェイが主演する『マイ・インターン』 シニアインターン役ベンを演じるロバート・デ・ニーロは、スーツにクラシックバッグを下げ、若者中心…

不思議なトライアングル

中高クラスメートの永嶺さん、学習院ゼミの後輩だった田中君。二人を結ぶ接点は歌劇。同じ劇団が主催するミュージカル舞台の主役キャストをそれぞれ演じる繋がりで。先月は二人の公演にご招待され、舞台観覧をしてきたのです。 学生時代の三角関係は大体微妙…

肉体を放り出さない

山際淳司さんが描き出すアスリートの心象世界が好きだった。 彼はスポーツグラフィックNUMBERで連載をしており、一番有名なのは「江夏の21球」。80年代は、プロ、アマを問わずエンターテイメントとしてのスポーツは隆盛の時代。そのブームを支える硬派なメデ…

合理的意思決定の愚かさ

若手メンバーと飲みに行ったときのこと。結婚してよかったこと、メリットってありますか?と数人から聞かれたわけです。 僕は、結婚であったり、子供を作るということは合理で決める話ではなく、好きで毎日顔を見たいから結婚するまで。その延長で子供も産ま…

身近な女性を意識すること

昔から不思議に思うことの一つ。なぜ男性の多くは結婚をすると、身近な女性の目を気にしなくなるのだろうか?ということ。もっと言えば、結婚をした途端に奥さんの目を気にせず、だらしない体になる人が多いということです。これって奥さんに失礼なんじゃあ…

河床の夜

夜の世界は、贔屓にする馴染みの客を多く捕まえてなんぼ。LINEを交わせば、誘いが来るのも至極当然。 どれだけ個人的な誘いであることを文面で漂わせてもそこにはビジネスがある。キャストの役割は、お店に客を呼び込むことにある。 京都ビジネストリップ。…

組織主導の異動配置

様々な土地に訪問する機会がある。僕はどこじゃなきゃだめだ…というのはなく、自分が求めている仕事があり、好きな人が一緒であれば基本的にどこでも生きていけると思っている。 一方で愛着を仕事に持てる訳ではなく、ましてや単身赴任ともなると、見知らぬ…

推し活の心理

手が伸ばせば近くに、でもちょっと手が届かない憧れ。人気のある異性のクラスメートのような存在。『推し』の対象ってそんな人。今や芥川賞小説のテーマにもなる推し活だけど、クラブのホステスやキャバクラが成立している世界も昔ながらの推し活なんでしょ…

多様性享受の原点

午前滋賀、午後大阪のダブルヘッダー。前泊入り必須ということもあり、月曜日は朝イチの新幹線で京都入りでリモート会議ルームに籠もってお仕事。 最近は容赦なく予定を入れられるので、せっかく京都に来たのに、リモート会議漬けでろくにお昼を食べることも…

メトロポリタンを走るということ

最近、夏場のランニングがしんどいなと思うことが度々あります。猛暑日が記録的な今年のコンディションが一番大きいと思うのですが、走っているコースが変わったことも大きいと思っています。 目黒にいたときには、駒沢オリンピック公園がメインでした。駒沢…

美徳の躓き

昔から組織の中でいくらポジションが上になろうが、家庭を顧みずに愛人を囲うような人間は侮蔑の対象でしかない。 会社の金を使っての長期出張を愛人帯同で行う。奥さんも息子さんもいるのに。そんなことをする輩は人としての風上にも置けない。 新卒入社し…

専門性の勘違い

自分はこれが得意だ、やったことがある… 人は変化を嫌う生き物ですから、経験済みでできることに執着する気持ちがどうしても生じます。ただし、仕事においては経験済みで出来ることだけ要望されないのもまた事実。ましてや困難な問題を解決することで対価を…

社会的包摂の影

社会的、経済的、精神的な弱者においては、法の名の下の抑止力が全く効かない。失うものが何もないから。そういう人をひろゆきは、『無敵の人』と言っています。 これと同じことを三島由紀夫も言っており、『この世で一等強力なのは愛さない人間だね。そうい…

年齢差別の人事制度

リクルートでミドル・シニアのキャリア自律支援事業を立ち上げに参画したとき、僕は40歳でした。ファーストクライアントは定年延長・廃止を検討していたA社、セカンドクライアントはバブル期入社世代を大量に抱え業績低迷に喘ぐB社でした。 B社においては、…

自分らしく生きることの危うさ

人はみんな、それぞれに役割を与えられて生きています。その役割をこなすことと、自らに正直であることは必ずしも一致しません。というか一致しないことの方が多いかもしれません。人は多かれ少なかれ、その不一致をうまくすり合わせながら生きています。 で…

カルトのロジック

世の中というものは自然であり、それぞれがあるがままに存在している。そこに対して良いも悪いもないのが原則。 一方であるがままの状況に対して、ある一定の尺度で物差しを当てはめると、良い状態と悪い状態というものが生まれてきます。さらには悪い状態と…

夏のリトグラフ

80,90年代のアルバムジャケットを飾ったグラフィックアートを集めた展示会を銀座で見てきた。大瀧詠一さんのアルバムを手掛けた永井博、山下達郎さんのアルバムを手掛けた鈴木英人… 鮮烈な青色を基調とし、強い夏の光線に照らし出された南国の風景を切り取…

モノカルチャ環境の存在意義

女子大の存在意義とは何だろうか・・ということを最近よく考えます。共学校よりも女子大の方が男子に遠慮するということがないためにリーダーシップが育つ・・という意見があります。確かに、女子だけの学校では必然的に女性の誰かがリーダーを買って出るわ…