2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
点前には重きを軽く軽きをば 重く扱う味わいをしれ茶道の点前において、水指のように重たいものはそれを感じさせないよう扱い、茶杓のように極めて軽いものは大事に扱えという原則を利休は歌に定めています。同じように、難しい話や深刻な話は、譬え話を入れ…
我孫子、柏を舞台とした手賀沼エコマラソン。近年では、レース後に実家に立ち寄ることも含めて年中行事の一つなっています。問題は、人気のある大会のためうっかりしているとレース受付がすぐに締め切られてしまうこと。毎年エントリー受付は5月末から6月頭…
必要以上に持ちたくなるアイテムというものは、心の隙間・・コンプレックス・・を埋める補填材のようなもの。それは、若さを失いスポーティーに動けなくなった男においては、コンマの世界を測る世界に生きてもいないのに、精緻に計測できるクロノグラフであ…
優れた芸術作品を数多く収集するコレクター。こういうコレクターは最終的にどんなものを欲しがるのか。美術館からの帰り道。吉田さんは、乗換駅のホームから見えた見事な夕焼け空をみて思いつく。~巨万の富や名誉を手に入れた後、次に人が欲しくなるのは、…
僕の息子の一人は僕に似たのかモータースポーツが非常に好きで、今どき珍しくF1放送はすべてチェックしている。過去の有名なレースやドライバーも見ているため、結構話が合う。もちろん贔屓のチームはホンダだ。イタリアでもモンツァサーキット、フェラーリ…
組織・人材分野・・中でもキャリア領域のテーマとリクルートという会社の人材と事業をすることへの関心。これを形にするために最善の手段だったのが、僕のスポンサーとなっているN社とリ社での共同事業を形にすることだった。 共同事業の意義と将来の可能性…
物が燃えるためには、条件がある。可燃性の物質、酸素、温度だ。最後の条件である温度は、意外と見落とされがちである。湿った木が燃えにくいのも、冬のキャンプで火をおこしづらいのも、燃焼点まで温度を上げることが難しいからだ。同じ法則は、組織・人に…
『同級生だよね。覚えてる?』東東京に本社を置くG社の50代キャリア研修。クラスが終えると話しかけてくる一人の社員がいた。『小学校同じだったよな。やりづらいかと思って声をかけなかったんだけど…』記憶を辿ってみる。特徴のある名字。僕の中にある小学…
美しさと正しさがひとしくあると疑わないでいられるのは若さゆえなんだ(青春の瞬き 椎名林檎) 味わい深い一節です。この歌の趣旨とは違いますが、若い人は、正しいものこそが美しいと捉えて突っ走ってしまうところがあります。 ところが正しさは誰において…
村上春樹『沈黙』この小説は、ボクシングジムで出会った大沢さんという寡黙な人の独白を聞く僕の話。『けんかで人を殴ったことがあるか?』という僕の質問に大沢さんは、計算高く人として狡猾な青木という男を殴った話を始める。大沢さんが中学生の時に、た…
身近な存在ほど理解し合うことが難しい。なぜなら、距離が近ければ近いほど、交わしている会話も自分を見てもらえる機会も多くなるからです。それは、相手は当然自分を理解してくれるだろうという期待の高さにもつながる。一方で、人は同じ情報を見ても捉え…
iPhone7を使い続けている息子が、新しい端末に変えたいというので娘を引き連れ、有楽町ビックカメラに行ったわけです。 iPhone11 Proって結構高いじゃないですか。256G のモデルだと約15万。48回払いにしたとしても残債がなくなった現行の約8500円の月額支払…
今日は、九十九里浜にほど近いところにある工場の50代の方々を対象としたキャリア研修でした。 「工場も被災したましたし、従業員の方の中にも被災した方が多くいましてね…」 宿をとった成東海岸にある相当にくたびれたホテルも、やはり被災をしていた。2月…
一人が持つ時間、力には限りがある。だから、動かせるプロジェクトもマネジメントできるメンバーの数も限られる。スパンオブコントロールというやつだ。 だから、いくら受注できても労働集約的な性質があるコンサルティングはデリバリーが追いつかない。クオ…