Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

執着と転機

好きになったものは、ずっと好きでいられる自信がありますし、縁があって関わったモノについては良い面を多く見いだし、贔屓になる力は人一倍強い方です。

 


好きなものに囲まれていたいし、愛情を注げないと力が出ない。もっといえばそれが自尊心を保つことに繋がっているからだと思います。

 

 

 

そうした性質は物事に対する過度な執着の源にもなりえます。諸行無常である以上は、ずっと縁を持ち続けることはできない、どこかで終わりは来る。

 

 

 

その時に、培った好意や愛情は喪失に対する強烈な抵抗心へと変質してしまう。異性だと厄介ですね…

 

 

 

家を売却する契約書にサインを書き、暫くするとここは自分のモノではなくなります。自分が手をかけて直した水回りやドア、屋上の塗装、壁紙…そして、屋上から拡がる景色。僕には一つ一つに愛着があります。きっと離れたら相当の喪失感を感じるはずです。

 

 

 

新しいところでもまた良いところをすぐに見つけ、好きになっていくであろうことは分かってはいるのです。

 

 

 

人が変わるには、時間配分、付き合う人、住む場所を変えること。今年は、会社と家を変えるという転換期。自分が知らない自分に会えるという楽しみもありますしね。