Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

エコなのにエコじゃない

ソーラーや振り子で充電される時計って、電池交換が不要ということを売り物にしているわけですけど。これって、結局便利そうで不便なのですよね。当たり前だけど、何度も充電と放電を繰り返していくと、バッテリーが消耗して駄目になる。


充電型腕時計のバッテリー寿命は約7,8年。しかも、こいつの交換にはえらい値段がかかるわけです。しかも交換を前提に作っていない。本体丸ごとお釈迦になるくらいなら、ボタン電池を3年ごとに取り替える方がよっぽどエコだと思うわけです。機械式時計と違って、ボタン式なら電池の液漏れや浸水がなければ、基本は何年も使い続けられますからね。


同じくスマートウォッチも全くエコじゃない。数日おきに充電が必要で、バッテリーの問題から恐らく5年も持ちやしない。(Garminのランニングウォッチ持っているけど)


同じ観点から電気自動車やハイブリッドも結局合理的でないと思うのです。一時、ガソリン代が安いと思っていても、10年もしたら高額なバッテリーの載せ替えが必要なんでしょう。電気自動車も耐用年数がかなり短そう・・


二酸化炭素の排出抑制は大賛成なのだけど、メンテ可能で長く使い続けられるモノを愛着をもって大事に使うことが一番エコなんじゃないかと思うわけです。