正月休みのメンテ第二弾は腕時計。ローター式自動充電機構のセイコーキネティクスの充電バッテリー交換。
ローターによる振り子機構で電気を発生させ、蓄電池にためるので基本は電池交換は不要なのですが、蓄電池の性能が落ちると稼働が持たない。使い始めて8年なので寿命なのです。
普通のショップでは交換不能で、メーカーに送るしかない。料金は1.5万と劇高。ネットでいろいろとメンテ方法を調べ、アマゾンで新品の蓄電池とメンテ用のツールを買い揃え。
早速届いたのでスクリューバック式の裏蓋を開けたところまでは良かったのですが、マイナスドライバーの精度が悪く、ローターを固定しているネジが全然開かない。別途、ドライバーだけを取り寄せるもこれもだめ。
仕方がないので、研ぎ石でドライバーの先端を研磨すること15分。何度かトライをし、ようやくネジが回るレベルに研磨が完了。その後は比較的スムーズに交換ができました。
工具と電池を合わせた費用は4000円。工具は今後も使えるので、電池交換は防水などシビアなレベルでなければ、これからは自分でしようと。
ちなみに、通常の電池交換はかなり簡単です。ネジ外しは工具の性能も然る事ながら、かなり小さな部品なので老眼の人は絶対にやらない方がいいです。