Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2022-01-01から1年間の記事一覧

谷戸のトンネルを抜けるとそこは

養老孟司さんの自宅は鎌倉駅から北鎌倉方面の線路沿いに歩いて20分ほどのところにある海蔵寺のさらに奥のところにあります。海蔵寺までは普通に歩いて行けるわけですが、その奥にある岩をくりぬいたトンネルをくぐり、さらに山を登った谷戸の奥の一番高いと…

新人研修の講師をする

僕らのファームに入ってきた新人たち18名。それぞれ研修科目を受け持つわけですが、僕も組織・人事系のメニューとして『Change Management』を受け持ち、講義を行ってきました。 ちょうど娘も新人研修中な訳で。子供と同じ年端の人たちに研修なんかをする立…

穴を見つけ、穴を埋める

仕事は平たくいえば『穴を見つけ』『穴を埋める』こと。採用面接では、『どんな穴』を『どう埋めたのか』、あなただったらこの穴をどう埋めますか?ということを聞きます。 残念なパターン ①今の会社で『穴』を間近で見ているのに、自分なりにどう埋めるかを…

軽くなった背中

4月1日の大きな変化。それは3人の子供たち全員が扶養から抜けたこと。これまでは当たり前だったことが日にちの切れ目とともに無くなったわけです。 僕は、家族や子供のために働いているという感覚をこれまで持ったことがありません。自分自身の成長、好奇心…

健康事情のはなし

僕のいるところは設立から10年も経っていないベンチャー。ボードメンバー陣は僕より年齢は下ですし、会社全体の平均年齢も30代前半で非常に若い組織なわけです。 先日、戦略会議を行った後に飲み会に行ったのですが、そこで繰り出された話題は意外にも健康の…

不自由という福音

他人から自分のことを理解してもらえない。むしろ、断片でしかない一面だけを見て、あたかもそれがその人の全てであるかのような解釈をされてしまう。果たして、自分を理解してくれる人は世の中にいるのだろうか… 養老孟司さんはその状況にユニークな見方を…

スマートフォンカメラの実力

バッテリーパフォーマンスがかなり悪くなっていたこと、14miniは出ないという情報から、12miniを下取りして13miniのグリーンを手に入れたわけです。 グリーンは追加新色ということで思わず選択したわけですが、僕は本来はネイビーを好む人なので何でグリーン…

首こりの弊害

先日、朝起きようとするとめまいがしたのです。俯くとその症状は酷くなります。ひどいと世界が回りたってられません。横になっても頭がぐるぐるして、視線が定まりません。こんな症状は初めてです。 最初は三半器官の病気であるメニエールかと思ったのですが…

左利き用ニブ

素早く綺麗な字を書くこと。小さいときからそれが出来ないことが一つの悩みでした。その要因は、左利きであること。左手で覆い被せるような姿勢をとらず、かつ形が崩れないように字を書こうとすると、指先のコントロールが必要となり筆圧が高くなります。結…

中央大橋からの眺め

ワクチン接種3回目。接種会場は何度か空き状況を眺め、最終的には一番早く受けることが出来る石川島記念病院にすることに。石川島記念病院は名前の通り、石川島播磨重工業の健保病院が前進で中央区佃にある。家からだと900mくらい。 佃に行くためには、自宅…

機能価値と情緒価値

腕時計アンバサダーに選ばれている人って誰も素敵だなと思うわけです。今や時計に求められている価値って、アンバサダーが表現している世界観。豊かさ、タフさ、優雅さ・・。これらは、「機能価値」ではなくて「情緒価値」とでもいえるもの。 考えてみれば、…

キャリアインタビュー

とある会社の上位ポジションの方々に連日、インタビューを行っています。役員陣などざっと50人以上。仕事柄インタビューをすることは多いのですが、短期間にこれだけの人数を行うのは初めてだったりします。 目的は、幹部に必要な経験、コンピテンシーを明確…

ナレッジイズマネー

確定申告を提出した。会社が変わり給与がパラレル状態になったこと。不動産を売却して売却益が出たことで、今回はいつもより手間がかかった。とはいえ、法人決算と申告書作成の労苦に比べたら、個人所得の申告など、別段たいしたことはありません。 今回の懸…

サイゼリヤと鎌倉パスタ

リサイクル家具を見に行くむきで川口に行った。川口は吉永小百合『キューポラのある街』で舞台にもなったように、工場で発展した街。今や工場も大分少なくなったものの、かつての工場や倉庫が部分的に宅地化されたモザイクな街並みには、お昼を食べようにも…

3月のライオン

小学生の時に両親、兄弟を同時に交通事故で亡くし、天涯孤独の身になった桐山。親族のいない桐山は、プロ棋士だった父親の弟子の家庭に引き取られることになった。だがプロ棋士を目指す子供たちがすむ身寄り先の家庭は、彼の存在を快くは思わず、冷徹な眼差…

自分のためのアクセル・オン

家族のために働こうとか、働かなきゃいけないんだ…とか。強い意識を持ったことがないのです。ましてや組織のためにとか。仕事はあくまでも自分のため。自分ができること、やりたいと思ったことが第一。それがひいては家族や組織のためにもなるはず。 物事を…

尾崎豊の本音

尾崎豊はティーンエイジに3枚のアルバムを立て続けにリリースする。だがその後行き詰まりを感じるようになる。思ったような曲が出ない、詞が書けない。活動を休止して渡米したニューヨークでは覚醒剤に手を出してしまう。 兆候は、3枚目のアルバムで見え始め…

骨伝導ヘッドホンの威力

ヘッドホンはとにかく音質重視だった僕においては、PCで行うリモート会議もiPhoneで音楽を聴くにおいても、Shureの密閉カナル型を愛用しています。PC用は有線のSE425、音楽用はBluetoothのSE525です。 音楽においてShure525は何の不満もないのですが、密閉式…

ファイバースコープ検査

健康診断の結果が返ってきた。注意すべきは悪玉コレステロールぐらいかしら・・と思いつつ中身を見ると、気にしていたコレステロールはそこまで悪くなく。一方で再検査の文字が。見ると便に潜血があったので、同封されている紹介状を持って検査を受けてくだ…

浮気されるのが怖いひと

自分が愛した人においては、他の人に気を移してほしくない。誰もが抱く感情です。 その思いが強いがあまり、万人に好かれるような異性は絶対に好きにならない、むしろ敢えて誰もが好きにならないような人を選んでいる…そんな人がいました。 昔からそうだった…

安心感と無常観

年金支給を75歳まで繰り上げすると、80%が加算される。そもそも公的年金は支給金額が大してないから、65歳から支給されるより、75歳からもらう方が金額的に安心感がある。ただし、75歳まで働いて収入を得るアテがなければ絵に描いた餅。体力、気力、能力、稼…

楽園からの来訪者

ハワイから成人式のために日本に戻ってきた姪。直接会うのは3年ぶり。今ほど状況のひどくはない12月19日に帰国だったものの、長期隔離を年明けまで余儀なくされた。 それでも日本に戻ったのは一生に一度の振袖を着たかったから。やっぱり、女の子にとっては…

下町の銭湯

幼い記憶が残るその時代は昭和40年代の後半。内風呂を持たない木造アパートが多かった当時の東京は、近所を歩けばそこかしこに銭湯があった。 杉並区方南で内風呂のある社宅住まいだった僕においては、近所の銭湯に行くのはちょっとした別世界への探訪。お風…

過ごし方で変わる時間感覚

旅で過ごす1日、いつもの週末の1日。 どちらも同じ1日。前者の1日が長く感じられるのに比べて、後者は早く終わっていく・・・そう感じる人は多いと思います。 慣れた同じようなことをしていると時間はあっという間に終わっていく。全く新しいことをしている時間…

HR領域のデータ活用課題

紙やエクセルで処理していた業務をクラウドシステムに置き換えていくことは『効率化』という観点で大事なことだと思います。一方で、クラウドシステムを導入して業務が効率化しても、デジタルデータを活用した業務の『高度化』が出来るようになるかというと…