Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

左利き用ニブ

素早く綺麗な字を書くこと。小さいときからそれが出来ないことが一つの悩みでした。その要因は、左利きであること。左手で覆い被せるような姿勢をとらず、かつ形が崩れないように字を書こうとすると、指先のコントロールが必要となり筆圧が高くなります。結果としてゆっくりとしか書けません。

 


左利きの割に字はきれいですね…と小さい頃からいわれはしたものの、字が書くのが遅いので、板書の多い授業は苦手でした。新聞記者が使う速記を学ぼうかと一時期は考えたほどです。

 


大学時代の論文ではワードプロセッサ。社会人になってからはパソコンで仕事をすることが標準だったことから、手書きが遅いことのハンデはずいぶんとなくなりました。とはいえ、文章、字を書くことは好きですので筆記具やノートは選んだものを使っています。

 


最近、1時間一本勝負のインタビューを多くこなす機会が増えたこともあり、左利き用の万年筆を新調しました。一つはLAMYの左利き用万年筆。もう一つは、セーラー万年筆プロフィットの左利き用。

 


万年筆は早く書くには適した筆記具なのですが、いかんせん左利きですとペン先が引っかかるのです。文字が右利き用に作られているからです。左利き用にチューンナップされた万年筆は数少なく、先の二本が代表的。

 

 

 

LAMYはリーズナブルな万年筆ですが、軽さ、デザインでなかなか優れものです。セーラーのプロフィットは、高いのですが左利き用万年筆としてずっと気になっていた一品。

 


セーラーはプロフェッショナルギアの中細を左用に仕立て直したものを使っていましたが、元から左利き用で作られたプロフィットは使い勝手が違います。LAMYの左利き用ニブもなかなか。

 


イデアを文字や形に落とし込む仕事ですから、ペンに投資するのも悪くはなかろう…しかし、思い返すと大学時代の野球部で購入した左利き用のグラブは、高かったですね。ファーストミットは5万、外野用グラブも5万。今も大事にとってありますけど。

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