Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

中央大橋からの眺め

ワクチン接種3回目。接種会場は何度か空き状況を眺め、最終的には一番早く受けることが出来る石川島記念病院にすることに。石川島記念病院は名前の通り、石川島播磨重工業の健保病院が前進で中央区佃にある。家からだと900mくらい。


佃に行くためには、自宅のある新川からだと隅田川に架かる中央大橋を渡ることになる。この橋は引っ越してきてからずっと感じるのだけれど、素晴らしく見晴らしの良い場所。ビルがひしめく新川から橋に向かっていくと、突然360度に視界が広がる。そして、この橋は交通量も少なく歩道もとても広めに取られているので、ゆったりとした川の流れを見ることが出来る。


3月のライオンでは、主人公が住む新川と佃に住む和菓子屋を営む川本家という異なる世界を繋ぐシンボリックなものとして何度も登場しますが、引っ越してきて最初にこの橋を見て以来ここはお気に入りの場所。


この橋からの眺めの良さは漫画の作者も同じ事を考えていたよう。そもそも、この漫画の原作の舞台は当初は「鎌倉」にする予定だったようですが、鎌倉は取材に遠いこと、新川は水の流れがあり、開けた景色が拡がる場所であったことから、新川、佃を舞台にすることになったのだそう。新川と鎌倉という、僕にとっては身近な場所が他の人においても繋がっているというのは、とても面白いこと。


京都の渡月橋、岐阜の長良橋、富山の愛本橋・・橋からの眺めが好きな人間にとっては、こういう場所に偶然ながらすむことになったのは、ちょっと嬉しい。これから桜の咲く季節になったら、ここから眺める桜の景色が楽しみだな。

 

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