昨年3月から使っているiPhone13mini。バッテリーパフォーマンスが80%となり、もう少しで無償交換だと今か今かと待っていたわけです。そんな矢先、写真を撮ろうとするとどうもぼやけている。レンズを見ると結露の曇りで真っ白。内部に湿気が入ってしまったようです。
常時ではないもののカメラが使えないのは問題なのでAppleStoreに見てもらうことにしました。
この前までは新川でしたから、銀座だろうが丸の内だろうがAppleStoreなんて自転車で10分で行けたわけですが、鎌倉の谷戸の奥ともなるとそうもいきません。藤沢のT-siteも結構遠いし、横浜もそれなりに遠い。結局は、仕事でオフィスに行くついでで丸ノ内のAppleStoreで診てもらうことに。
案の定、湿気が内部に入ったとのことで1.7万で新品との交換対応。AppleCare+に入っていてもそれなりの出費。まあ、致し方ない…
問題の序章はここからでした。
古いiPhoneはリセット消去して返却する訳ですが、データ移行において端末同士で移行をするか、それともバックアップ先のiCloud経由で後々自分でやるか。対応してくれた女性の方は親切で、esimが入っているのだとすると端末同士でやった方が良いかもしれませんが、かなり時間がかかるしその間はお店で作業しないといけないです。ご自身で作業できるのであれば、esimを自身でダウンロードしてその後にiCloudからバックアップすればいいですよ…
ここで1時間近く足止めを食うなら、自分でやればよい。そう考えて元の端末は完全に消去して返却。そうして新しい端末でiCloudからバックアップを戻そうとすると、AppleIDのログインの2ファクター認証で携帯に送られるショートメッセージのパスワードが受け取れないという事実に直面。回避法は聞いてもなし。
そうなるとesimを復活させなくてはならないのですが、ドコモサイトのログインでも2ファクター認証で携帯にパスワードが送られる仕組みなので、これも頓挫…端末同士でデータ移行すればよかったと悔いるも時すでに遅し。
僕はプライベートのキャリアはahamoのesimで、会社携帯はソフトバンクの物理simのデュアルsimで使っているのですが2ファクター認証に使っているプライベート携帯の回線が不通状態なのでなにも前に進められないのです。それでも物理simのソフトバンクではデータ通信と通話はできるので、ネットで調べてドコモに問い合わせると、ドコモショップに行って物理simを発行するか郵送かのどちらかとのこと。近くにあるドコモショップに何とか予約を入れて物理simをゲット。2ファクター認証をクリアし、どうにかiCloudからバックアップを戻せたのでした。
Suicaが使えないので移動するにいちいち切符だし、ネット会議も携帯で全く行えないし、半日は散々な目に遭いました。
それにしても最近はどこのサイトでも携帯ショートメールによる2ファクター認証を導入しているのですが、何らかの要因で携帯番号にかからない状態が起こると先に進まないという恐ろしさがあることを身をもって実感。esimは便利ですが、端末交換などでは要注意ですね。