仕事は平たくいえば『穴を見つけ』『穴を埋める』こと。採用面接では、『どんな穴』を『どう埋めたのか』、あなただったらこの穴をどう埋めますか?ということを聞きます。
残念なパターン
①今の会社で『穴』を間近で見ているのに、自分なりにどう埋めるかを考えようともしない
②局面、状況が違えどワンパターンの埋め方しか考えられない
③そもそも穴の存在など考えたこともない
埋めるべき穴や埋め方について興味関心があり、自分なりに考えられる人でないと到底戦力にはなりません。入れば誰かが教えてくれたり、身に付けられる訳じゃない。これは問題意識と言い換えられるかもしれません。
野村克也さんはこう言っています。
伸びる人間は、野球選手であれ一般人であれ共通している。感性が鋭く、問題意識や明確な目標を持ち、努力することをいとわない人間である…と。
目の前にハッキリと見える穴を決まったやり方で埋める仕事は価値が低い。一方で、見えない穴を見つけ、誰もができない独自のやり方で埋める仕事は価値が高い。
マニュアルやメソッドをマスターすればできるような類いであれば、今どきはネットを探ればいいだけですし、AIやロボットに任せられるだけの話ですからね。