Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

自分のためのアクセル・オン

家族のために働こうとか、働かなきゃいけないんだ…とか。強い意識を持ったことがないのです。ましてや組織のためにとか。仕事はあくまでも自分のため。自分ができること、やりたいと思ったことが第一。それがひいては家族や組織のためにもなるはず。

 

 

 

物事を決める優先順位が変わることはあるかもしれない。でも、自分にとって本当にやりたいことであれば、優先順位が左右されるものではない。組織や家族のために諦める…それは言い訳に過ぎず、新しいことをする勇気がないだけ。本当にやりたいことなら家族を何が何でも説得する。あなたのために我慢したんだ…そんなことを後で言われる方もきっと嫌だろうし。

 

 

 

結婚する。家族ができる。家を買う。責任は大きくなるけれど、しょせん自分は自分。他のものになることはできないし、なるものでもない。

 

 

 

本来無一物。

 

 

 

自分が得てきたものに執着したり囚われるのではなく、自分自身の内なるところに重きをおく。そもそも、若きときに肉体が滅していれば家族を持つこともなかったのであろうし、今の仕事にありつくこともなかったわけですから。

 


生きていく上での一つの使命は、自分自身を全うしていくこと、与えられた天分を活かすこと。

 


そうはいえど、子供を社会人にしていくまでって結構長く大変。時に組織で思うようなパフォーマンスが出ない、自分の居場所が不安定なとき。まず頭によぎるのは、私学の高い授業料であり、住宅ローンの支払いだったりする。そして折々で苦悩する。それが人生というもの。

 


子供たちが独り立ちし、家族における責任やプレッシャーが減った昨今。仕事に趣味に今まで以上に自分軸にアクセルを踏み込んでいけると思うと、それは結構楽しみですね。一方で、責任があるということは絶対に逃げない覚悟が備わるわけで。独り身で責任があまりない人が自由に開き直ってできるはずが、すぐに音を上げて逃げ出すのは守るものがないからでしょうね。