Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2023-01-01から1年間の記事一覧

京浜工業地帯のプラント群

先日、木更津に行こうと八重洲から高速バスで目的地に向かったのです。都心に移り住んで、愛車が廃車になって以来、車を持たない生活。時にはシェアライドも使いますが、交通も至便で大きな不満も無かったりします。 木更津行き高速バスは、ミッドタウン八重…

谷戸を巡る人々

浄明寺の土地を手に入れたものの、工務店とのトラブルが起こり工務店を変更したのが昨年の暮れ。新たな工務店でようやく着工かと思いきや、地盤調査で強度の問題が発覚。地盤の弱さを考慮して基礎杭を打つには埋蔵文化財調査が必要とのことで試掘調査をする…

27のリフレクション

新卒研修終了の打ち上げ会。27人の新人たちと一堂に会する場がありました。新人たちとの最初の接点は、各ユニットがサービス紹介をするプレゼン。ユニットのビジョンに加え、できの悪かった30年前の新人時代、今の仕事に出逢うまでの経緯を自己紹介として話…

メタバースのビジネス活用

メタバースを活用した人材領域系のサービス展開を図っているのだが、知見を聞かせてほしいのだ…ということであるメディア企業とディスカッションをしたのです。 メタバースは、アバターで自身を覆い隠しながら、仮想現実空間で交流するものです。『自身を覆…

満を持して

何か新しいことを始めていくのに、条件や閾値なんてないのかもしれない。結局それは新しいことを踏み出す不安や恐怖を正当化しているに過ぎなかったりもする。 新しい機会には積極的に踏み込んできたと思うのだけど、リクルートで働くことを意思決定するまで…

専門家といっても千差万別

専門性を獲得したいと考える人は多い世の中。専門性があれば、組織に縛られずに生きていけるし、稀少性のある専門性を獲得すれば収入だって増やしていける… でも専門性というのは、あくまでも結果論としての状態。問題は確立された専門性という山への登り方…

期間限定お見合い結婚

僕は日本のエンゲージメントが諸外国に比して低いのは、目の前で取り組んでいる仕事を積極的に自身が選択したのではなく、会社に便宜的に与えられたに過ぎない状態にある人が多いからだと捉えています。 エンゲージメントは、結婚の約束でもあるのですが。総…

ランニングシューズ

今シーズンラストの佐倉マラソンは、前半こそ良かったものの雨の降りが激しくなった後半はペースが落ち。僕としては全く不本意な歩きやストップを余儀なくされてトータルタイムは3:49:40。 もし、キチンと走り切れていれば12月の湘南国際より間違いなく速く…

変革力と開放性

現状を是とせず、改善工夫、新たなやり方を探していこうとする。様々な情報に対してアンテナが高く、積極的に新しいやり方を取り入れることを試みる。 こうした行動は「変革」のベースとなるものであり、多くのビジネスパーソンにおいて必要とされている力と…

ラブレターの効用

好きになった相手に自分の気持ちや人となり、考えを伝えていくためには、言葉しかない。面と向かって表情で伝えるということもあるのかもしれないけれども、面と向かって本当の気持ちを伝えるというのは案外難しいものだ。 そして、いざ伝えようとしたときに…

最上のものは似合うもの

『人には似合っているものってあるのよね。学校もそう。今まで見てきた生徒もそうだったから…背中を見ていると何となく分かるわ』 秋口を迎えた予備校の職員室。僕が第一志望を伝えると、先生は少し驚いた表情を見せながらも、僕にそう言ってきた。 国立理系…

昼休みの憂鬱

めくるめく幸せにふと感じる不安。陽だまりのキャンパスを歩く自分だけが、どことなく陰鬱な気持ちを抱えている。 情景と揺れる心のコントラストが見事に映し出された歌詞。紛いもない幸せな状態だからこそ感じる微妙な心理。こういう心をきれいに掬い取った…

セーラー万年筆の実力

昨年の3月に購入したレフティ専用のセーラー万年筆。期待をして1年間使ってみたのですがどうも使い勝手がしっくりこない。太字を選んだのに線が細く、心なしか引っかかりもある。TWISBI万年筆の太字の方が圧倒的に書きやすかったりする。 2万もしたのに半額…

啖呵売りの真髄

セリングのプレゼンテーションは、リズムと熱感、相手を射貫く言葉を交えた口上に要諦がある。その本質は相手が人間である以上さほど変わっていません。 このことが分かっていない人は、緻密な企画書を作り上げ、それを事細かに説明すれば良いと考え、ことご…

ショートトリップ

マスクをして外出していたことから、この数年は風邪らしきものをひいたことが無かったのですが、日曜にやや喉の調子が悪いなという自覚があり。それは独りで車に乗っていたときに声を張り上げ歌ったせいだとばかりに思っていたのですが。ほっておいても良く…

21年目のアクシデント

鎌倉浄妙寺の境内を入り、奥の山道をほどなく登った場所にある古い洋風の館。スコティッシュガーデンを擁する石窯ガーデンテラスを訪れたのは、日曜の夕方4時前のこと。 閉店にほどない時間ともあり客もまばら。僕たち家族4人は、プリン、アイス、スコーン、…

1本のペンを見る目

万年筆は数本を使い分けているのですが、ボールペンは長らく1本のものを愛用していました。ロットリングのエグゼクティブマルチというシャープペンシルも付いた4in1のものです。購入したのは2003年ですからかれこれ20年使っていることになります。適度に高級…

違和感を表明する勇気

人の意見や発表を聞いたときに、うまく言語化はできないのだが何か違和感がある、そもそも何を言っているのかよく分からなかったりする・・ そうした時にどのような態度をするか。相手を気分悪くさせたらまずいので、ひとまずそこは無難に「平素を装って」対…

不埒な輩

昨年4月から証券会社で働き始めた娘。埼玉の支店に配属されたため、朝の早い証券会社ゆえに毎日早起きをして会社に通勤しています。昔から朝が全く強くなかった娘ですが、習慣化された今ではさほどの事でもなくなったようです。 娘は日々会社であったことを…

フロストバイト・ロードレース

今シーズンは子供の手も離れて、ようやくちょっとだけ好き勝手にできるようになったこともあり、今シーズン3回目のマラソン大会。 日本の中のアメリカ。米軍横田基地で開催されるフロストバイトロードレース。2017年以来6年ぶりのエントリーです。今回で5回…

メメント・モリ

最近ゲームの名前でたびたび耳にする「メメント・モリ」。ラテン語で死を想え。人はいずれ死んでしまうのだから、思うがままに生きよ…死はいつも傍らにあるのだから今を大事に生きなさい…そんな意味を持つ言葉。 このことは、スタンフォード大学でのスチーブ…

好きや興味を仕事にする

好きなこと、興味関心があることを仕事にしたい…そう考える人は多いと思います。一方でその度合いというものは千差万別で、ちょっとした憧れや隣の青い芝レベルだったりすることもままある話。 組織を変えていくこと、人の成長に関心がある…なぜならば… 面接…

第四ローマ帝国構想

東欧、西・中央アジアに位置するウクライナ、トルコ、キルギスは親日国。三国の共通点は、帝政ロシアによる侵略を18、19世紀に受けていた国。帝政ロシアに対して完全勝利をした日本に対しては並々ならぬ畏敬の念を持っている。 帝政ロシアは、ツァーリ(王)…