新卒研修終了の打ち上げ会。27人の新人たちと一堂に会する場がありました。新人たちとの最初の接点は、各ユニットがサービス紹介をするプレゼン。ユニットのビジョンに加え、できの悪かった30年前の新人時代、今の仕事に出逢うまでの経緯を自己紹介として話しました。
僕が受け持った研修パートでは、人を変えていくことがいかに難しいのか…ということを身近なエピソードを踏まえアレンジしたチェンジマネジメントの講義。みんな僕の子供たちと同じ世代です。なんか、不思議な感覚です。
宴会の場では様々な新人に声をかけてもらいました。分かりやすくて、一番腹に落ちる話だった…何人かの同期ではそう話していたのですよ…と。
チェンジマネジメントの講義に、三島由紀夫やマザーテレサの話をする人など珍しいので印象に残ったのかもしれません。
20代は何を考えて過ごしたのか、人生に影響を与えた小説は何か、仕事で成功するとはなにか…など。新人の方々の生い立ちや親の働き方、住んでいるところを選んだ理由などを聞きつつ、相手に深い関心を持ってくれた証左となる質問に答えながら、素敵な方々が入ってきたものだとつくづくと感心してしましました。
人が人とで会うのはある意味での必然性に基づくものであると思ったのと同時に、自分の発した言葉や呼びかけが、透明な水のような新人の心の中には、想像以上の乱反射をしたこと、その重さを思い知る機会にもなったのでした。