先週の土曜か日曜日あたりに罹患したのかもしれません。火曜日から喉が痛くなり。大抵はそこで抗生物質で治まるところが木、金は珍しく39度近い発熱でした。
こんなにしっかり熱がでたのは社会人になってからでは記憶になく。家族からは歳をとったからだ…やらコロナ感染だよ…などと言われる始末。今日は、喉の痛みも熱も引いたのでやれやれというところ。
こういう病気は熱が上がり出す前の、熟睡がしたくてもできない何とも言えない違和感に包まれた時こそがいやなもので。実際に熱がそれなりにあったとしても、体温計ほどの辛さは感じませんでした。とはいえ、少ない僕の体験からすると38.5を超えてくると、悪寒や倦怠感などが強かったはず。ですが熱中症になりそうな気温と湿度の高いコンディションで走っているときに較べたら、それははるかにマシなのです。
かつて39度の熱を出したときは、全身を管に繫がれた状態だった治療方法のない病に臥せっていたとき。胸部に挿管したカテーテルに身体がアレルギー反応を示し、高熱と悪寒に苛まれていました。
少々厳しいコンディションであったとしても、ベッドに縛り付けられる耐え難い日々を少しでも抑制できるのであれば、全く大したことじゃあない。
人は肉体寿命を終える前に終わるものがあります。健康寿命というものです。男性の平均寿命が約81歳で健康寿命は73歳。女性の平均寿命が87歳で健康寿命が75歳。男性であれば終末期の9年、女性であれば12年は体に疾患を持ち、常に違和感や痛みを抱えながら生きていくことになる。でも、そのことの本当の姿を理解できている人がどれだけいるのでしょうね。
そう。その辛さたるやたかだが暑い日に2時間走るような一過性のものじゃない。それが分かっていたなら、多くの人は日々の行動を変えていくでしょうね。