Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

疝痛との闘い

昨晩に大阪から黒部に着いたときにいやな兆候はあったのだ。下腹部に残る嫌な張り。

 


朝起きると下腹部の疝痛と悪寒。そう、これは1年半前に遭遇した尿管結石の症状。だが、今日はキャリア研修の講師を独りで務めなくてはいけない。サポーターもいない。この日のために遠隔地から来ている受講者もいる。当日キャンセルは避けたい。

 


朝食も取れず、冷や汗いっぱい。何とか支度をして会場に。じっと座っていることができない。午前中は、だましだましトレーナーを遂行。キャリア研修は、個人ワーク、グループワークが多い。グループワークが自律して回っているので、なるべく会場を外し障害者用の広いトイレに設置されている寝台で仰臥。(こういうトイレは珍しいが、僕にとっては僥倖だった)

 


午前中は痛みのあまり目がかすみ、立っているのがやっとだった。だが、なんとか半分が終了。用意してもらった昼食もスキップ。とにかく、水分を補給して石を落としてしまうしかない。

 


15時くらいからだろうか。痛みがピークアウトしてきた。一番長い講義パートも何とかこなすことができた。終わる頃には、疝痛も無くなっていた。水だけは、二リットルほど飲んだので、石が落ちたのだと思う。夜は普通に宿に戻り、やっとご飯を食べられるようになった。やれやれ。

 


しかしこいつは一度経験していなければ、凌ぐことは出来なかったかもしれない。一期一会の受講者にも何とかいい機会を提供することができた。

 


終えて拍手をもらった瞬間の安堵感。しかし、今年はアクシデントが多い。母親にも言われたのだ。今年は、試練の年だから、とにかく謙虚でなさい…とね。