キャリアを軸に組織・人事領域に踏み出した人間としては、キャリアデザイン研修のオーダーを受けるのはある意味で冥利に尽きるわけで、可能な限り講師も含めてお受けすることにしています。
一方で組織長としての使命もあるので、自らが講師として臨む機会は限定せざるを得ません。10年くらいしたら講師稼業にシフトするのも悪くはないかなと思いつつ。
コロナへの対応も変わり、コンサルティングワークの傍ら、対面のキャリアデザイン研修を多くこなした月でした。
研修で受講生に向き合って久しぶりに感じること。
趣味が多彩な人は、キャリアも自由に描くことができるということ。趣味がないと嘆く人は、キャリアを描くことがなかなかできないということなのです。
これは遊び心があるか、ないかということに尽きます。もっといえばキャリアに限らず、デザインには遊び心が必要。イノベーションをする力とキャリアデザインする力は相関しています。
でもこれは、内発的動機に基づくもので、遊び心を持てと言われても難しいのかもしれません。