Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

コミュニケーション・ハブ

ロクに仕事ぶりを観察もせず、関心を持って相手の状況を聴くわけでもなく。断片的な事象と間接的な情報で評価をつけようとする。しかも、1年間のまがいもない実績を目にしながら労いや感謝の言葉すらない。ネガティブな事象のみのフィードバック。

 


こういう人は、人の上に立つべきではないよね。

 


それはいかに自分だけで人の心に関心がないか、想像力に乏しいか。それを端的に現している事象だと思うわけです。今どきホウレンソウがないから分からないとか。

 


そもそも細分化された高度な専門性も現場感もない人に対し、ホウレンソウはさほど価値がないのです。よって上の人は、良い聴き手となって情報を引き出し、支援をするスタンスが必要となる。言うなればコーチング。サーバントリーダーシップといってもいい。

 


管理職とは自らコミュニケーションを創り出し、働きかけるハブとなる存在。相手に伝えるべき情報を我慢して止めるなんてあり得ないし、日頃から顔を上げて相手を観察し気軽に声をかけていくような所作ができないと。イベント的なことやる以前にね。