Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

社長よりプロ職人

コクヨのもとでの買収騒動に揺れたぺんてる。議決権を持つ5割の買収は失敗し、同業のプラスの傘下に入ることになった。この騒動は、ぺんてるの創業家三代目の社長がクーデターによって会社から追い出され、復権を図ろうとするものの失敗。自らの持つ株をファ…

『見えない人』はお金だけ

儲かるか儲からないか、売上が大きいか小さいか。事業に取り組む意思決定における大事な要素だ。一方で未来の可能性に繋がるか、否かというのが真に重要な要素。 後者はありきたりにいえば『ビジョン』ということだが、そこには未来において世の中や顧客が抱…

隣の芝は自分の芝

女の子は、自分の父親をその時その時でどのような存在として見るのだろう。少なからず、幼少期においては無条件に自分の元に走り寄ってきても、成長とともに距離をおくようになる。 そのタイミングは、小学校高学年、中学のあたり。距離を置くだけならいいが…

働く上での大義

「自分の為だけに生きて死ぬほど人は強くない。理想なり何かの為というものが必要になる。それが大義というもの」 -三島由紀夫 自分だけの為だけに生きていると、卑しさ、生の倦怠感というものが必ず訪れる。いくら上質な暮らしをし、旅の日々に明け暮れた…

CrimsonのPrisoner

何かの行為に伴い人から勝ち取ったものがPrize、戦争により獲た捕虜を収用するのがPrison。 深紅の色を得るためにその昔はカイガラムシ(Kermes vermilio)を捕獲して抽出したからCrimson。 深紅の色は、人の心を魅了する蠱惑的な力がある。恋愛、情熱の色と…

夢のメカニズム

人は死を目前にして、これまでの出来事を一瞬の中に見るという。それと同じように人が夢を見るときも、時系列で物語が展開されるわけではなく、出来事が一瞬のうちに絵のごとく照射されるのではないか… だから、夢というのは見た直後しか克明に思い返すこと…

点と点が繋がるとき

大手クライアント向けの研修デリバリー。プロジェクトメンバーが珍しくオフィスに集っての一時。テーマは、クライアントにおいてバランストスコアカードを踏まえた組織目標の設定研修。 この研修を引き受ける際には、社内で少々面倒なやりとりがありました。…

中心をいくつも持つ外周の無い円

人生にはときとしてそういうことが持ち上がる。説明もつかないし、筋も通らない、しかも心だけは深くかき乱されるような出来事が。そんなときは、何も考えずにやり過ごしていくしかないんじゃないかな。大きな波の下をくぐり抜ける時のように。(村上春樹 一…

感情を上げるという機能

リモートメインの働き方になると、圧倒的に減ってしまうがスーツを着ること。ビジネスカジュアルを通り越し、暑い季節においてはウィークエンドとほぼ変わらず、Tシャツに短パンという出で立ちで良いのですから。対面のリモートワークにおいても、せいぜい襟…