仕事を評価するのは世間でもなければ、自分でもない。"依頼者"だけだ。(ゴルゴ13)
プロフェッショナルの仕事を評価するのは、自分でもなければ、上司でもない。ましてや部下の評価でもない。クライアントの評価こそがプロの生命線であるわけだ。
この原則が分かっているならば、プロフェッショナル組織における評価は、現場を見ていない、ましてや同じく高度な専門性を持ち得ていない上司が行うなんてことは、そもそも限界がある。もっといえば不適切。
例えば、クライアントから絶大な評価をされているのに、内部の人間の断片的な話で全体を推察し、クライアントと真逆の評価をするなど言語道断ともいえる。だいたい…だ。クライアントから評価されているのに、度を超えて低い評価を下すというのは、真実をねじ曲げて解釈したい邪な動機があってこそのもの。
そもそも、プロフェッショナルには上司なんていらない。命令するのは上司ではなく自分自身なのだから。