Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

運とご縁の晴れ舞台

日経主催パーソルG協賛の「人と組織の未来アカデミー」。これまで行ってきた調査・研究、ソリューション開発PJの集大成の場でした。

 

キーノートスピーチは、守島先生から急遽米倉誠一郎先生に変わったのですが、米倉先生ファンの僕としては、久しぶりに先生の話を聞いて興奮でした。僕の大学時代の恩師である湯沢先生の退官のとき、米倉先生の話を聞いて以来です。(米倉先生も湯沢先生も経営史が専門分野です)米倉先生の何がいいかというと、先生の話はパッションと躍動感があるのです。やっぱ、熱血、人生ロックンロールだぜって。企業家たるもの、情熱こそがエンジンなんだよね。

 

そして、石山先生と並んで登壇したミドル・シニアのプレゼンテーション。タイムマネジメントもばっちりで無事に終了。普段、サレジオ教会で歌っているせいか会場はとても小さく感じ、心地良い緊張感で臨むことが出来ました。サレジオは満員の状態になったら5、600名位はいきますからね。それに比べたら・・やっぱり、人生なんでも経験で一見全く無縁にあるものが、実際には大きな助けになったりするものです。


しかし、キャリアって不思議だなと思うのです。


僕は、人事の経験者ではなく、組織・人事の分野に「キャリア」というドアから30代半ばに入門した新参者です。GCDFキャリアカウンセラーの受講テキストの最終ページにおいては、キャリアをテーマに組織・人事の仕事に携わっていきたいと書きました。もちろん、スキルも経験もない状況です。


それから、機会を創り、恵まれ、組織・人事の中でも「キャリア」のテーマに関わっています。一緒に1年近く一緒に研究をさせていただいた法政大学の石山先生も人材マネジメントの中でもキャリアに造詣の深い先生です。これは、運が良かったのかタイミングが良かったのか、なんとも不思議なことなのですが。スマートでハートフルなメンバーとともにこのテーマに携わり、こうした機会を頂いたというのは、本当にお陰様で。ありがたいことだなと思うのです。