同じことをしていても光を浴びる、浴びないは置かれた状況次第。
コンサルティングというのは、基本的にはお客さんが主役の立場にある上での『黒子』ですから、表舞台に出ることも、エンドロールに名を連ねることもありません。とはいえ先日の取材は思いの外に、今日の日経産業新聞に大きく取り上げてもらいました。
こういうのは、他のニュースの状況だったり、取材記者の考え、デスクとの駆け引きなどで変わってきます。そもそも当初はすぐ記事にするということではなく単なる情報収集だったはず。ですが、急遽掲載が決まり、話した内容については、かなり紙面を割いて記事に起こしてくれました。パーソルグループの広報力もさることながら、世の中的な関心の強さも窺い知れます。
今朝は、組織全体がこの記事で持ちきりでした。
それにしても不思議に思うのです。僕がこの会社をオープンエントリーで志望した理由の一つが、パーソル総合研究所で取り組んでいた『ミドルからの躍進』リサーチプロジェクトにあったからです。産学連携で高齢化社会の労働力の大きなテーマである「ミドル・シニアの躍進」に取り組んでいるこの組織なら、自分のリクルートでの経験も活かせやりたいこともできるのではないか・・と。
果たして、仲間に加えていただきプロジェクトのリーダーにもさせてもらい、こうした機会にも恵まれたりする。一年前に、契約打ち切りを通告されどん底だった状況。その時に、こんな風にあれたらいいな・・と思っていたことが現実になっていたりする。むしろ、現実は想像以上だったりする。
こうした自分の経験も含め、人生の後半戦の転機に立つ人の役に立てたらなと思います。