Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

記録より記憶

僕が今の会社に入りたてだった2年前、京都のある会社の子会社の人事制度に取り組んだ。組織人事のテーマは違えないものの、人事制度の構築は僕のキャリアとすれば8年ぶりだった。

 


情熱を持ち真摯に課題に取り組むクライアントキーマンと機敏に動いてくれる心強いメンバー。いつも想う…僕は出会う人の運だけはいい…

 


互いの知恵を出し合い、課題を解決する新制度は出来上がった。携わった人間のそれぞれが達成感を持って終えることができた幸運なプロジェクト。腹心のメンバーは翌年プロモートし、クライアントのキーマンもプロモートした。

 


そのクライアントからは、その後も何度か声をかけてもらったものの、具体的なお仕事には結びつかなかった。

 


今回は、本体制度の改革を急ピッチで進めたい。子会社の制度は親会社とほぼ同じ。起きている問題も解決の方向性も似ている。何より自分たちのことをよく知っているから…

 

 

 

『自分たちのことを、一番分かってくれているのが貴方だから…』仕事をしていて何より嬉しい言葉の一つであり嬉しい瞬間です。

 

 

 

このお客様の前にも異なる京都の老舗企業との打ち合わせでした。ここも一つ大きなテーマを片付け2カ月ぶりでしたが、奇しくも新たな課題の解決に向けて同じ言葉をかけてもらいました。(祇園祭りの時には残念ながら用がなかった)

 

 

 

売り上げのカサや案件獲得の成否なんて、極論どうだっていい。こういう気持ちで相手と繋がれる仕事をすることが僕にとっての価値であり意味…

 

 

 

打ち合わせを終え、プロジェクトをともにしたそれぞれのメンバー3人で京都の夜。記憶と繋がりの意味を噛み締めた一時でした。