自分が興味を持てないことでも、義務感満載で「頑張ります」という人って結構多いです。僕に言わせたら、頑張らなくっていいから、楽しんだ方がいいんじゃない?って思う。頑張るのって、すぐ限界くるし。
プロの領域に達したいのだったら、努力だけで行ける領域などたかが知れている。答えがある学校のお勉強と違う。ここまでやったら、とかこの本を読んだらなんてものは、どこにも存在しないから。
振るわない気持ちを行動に変える意思の力。この力は有限。夢中になっているときは、気持ちを行動に変える上で、意思を奮い立たせる必要がない。内側からエネルギーが無限に湧いてくるから。
意思の力で踏み込んだときだけ、時速200キロで走れる車よりも、常にアクセルオンで40キロくらいで走り続けられる車のほうが遥かに遠いところに行ける。
価値のあるナレッジワークというのは、人に内在する審美眼や好奇心との化学反応。努力でなんとかなるのは、オペレーションワーク。「働き方変革」というと、どうしても合理的なビジネスプロセスばかりに目が向いてしまうけど、仕事選びの基準にもっと目を向けたほうが良いんじゃないかな。
努力でなんとかしようと思っているアマチュア集団より、夢中になれるプロフェッショナルのほうが遥かに生産性は高いのだから。