僕たちの組織では、先日育成チームのメンバーが企画を行いActive Book Dialogue(ABD)を行いました。
ABDは未来型読書と呼ばれており、参加者が一冊の本を分担して読み、中身をまとめ、発表し互いの気づきを深めるという新しいアプローチです。
選定したテーマ書は宇田川元一氏の『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』
それぞれがオリジナリティある本の纏めとプレゼンをします。 発表が終わるとそれぞれのパートで気になった箇所にマーキングを行い対話を行います。
このアプローチにより、自分の中で気づきが乱反射し、一人で本を読むより遥かに大きな学びが得られます。選んだ本としてもセンスがよかった。有志で集まった10名のメンバーのスタンスや意見も良かった。互いの距離感が縮まりこの上ない上質な時間を過ごすことができました。
全員とまではいかなくても、こういう活動ができる組織にいるというのはとても素晴らしいことです。社外の有志であったり、研修ではこうした経験を味わうことができるのですが、同じ志を持つ人たちがいるからこそ成立する場だ…と感動しきりでした。