小島慶子さんの発言は、一つ一つ正論なのだが、いつも周囲の感情をささくれ立たせる。こういう負の感情の連鎖を敢えて引き起こすのってどうなのよって思う。
結局、こういう物事は対立軸では解決していかない。対話と愛だよね。正論で相手を打ち負かして、感情を逆撫でするって解決とは真逆。
問題解決を生業にする人間から見ると、この人は問題解決をゴールにしているのではなく、対立軸のシンボルに自分を位置づけることで注目されブランド化を図り、自分の実利的価値を上げようとしている、姑息であざとい行為にしか見えないんだよね。この人には、利他の愛がない。自己愛だけ。
それは、「時代の流れが読めなさすぎ」という言葉にも表れている。自分は時代の流れを代表しているという上から目線の意識があるからこういう物言いになる。
こういう人においては、問題はいつまでもそのままの方が都合がいい。差別がなくならない方が存在意義を持てる人権団体と同じようにね。そして、炎上によりページビューを稼ぎたいメディアにおいては、解決ではなく炎上させられる彼女の存在は欠かせないものなのでしょう。
学生時代、同じ大学、同じ部活で時間を共有した人間としては、応援したいのだけどね。