Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

Past Decade 10年で手にしたもの

地方での提案やクライアントがいることもあり、オフィスに一日いる機会というのがなかなか持てなかったりする昨今。オフィスにほぼ一日いる機会があると、いろいろな意味でいいなと思うのです。


まず、オフィスに向かう往復で自転車に乗れること。朝の凛とした冷気の中を自転車で走り抜けるってやっぱり格別な時間です。これは何にも代え難い快感だったりするのです。

そして、気の置けない同僚たちと顔を合わせて会話がたくさんできること。僕はこの仕事が好きなので、同じようにこの仕事が好きな仲間とこのテーマに関する会話をすることはもちろん、ランチ時にはプライベートのこととかいろいろお話するのが本当に楽しい。


今日は、僕の親愛なるM嬢、K嬢とそれぞれのトランジションについて開示しあう、というワークを踏まえてランチをしました。これはまた実に有意義な一時でした。こういう素敵な仲間がいる環境というのは、そうそうはありません。前職の時は、ランチも独りで行くことが圧倒的に多かったのです。気を遣う会話を価値観が必ずしも合わない人とする位なら、独りの方が断然にいい。でも、ここに来たら誰かと一緒に食事をすることが多くなりました。


そんなですから長期休暇の終わりや日曜になってくると、どうやら嬉しそうな様子をしているようです。まあ、僕は月曜日が憂鬱だとか、金曜日が待ち遠しいなんて思ったことは社会人になってこの方一度もありませんけどね・・


一方で思うのです。どうやってこの環境を守り、発展させていくことができるのか。コンサルティングというのは、事業会社とは異なり売り上げを維持していくのがとても難しい。プロジェクトが取れなければ、気の合う仲間とはいえども共に働いていくことはできない。もっといえば、組織が引き裂かれてしまうことだってある。そのことは、リーマン後のPwCで肌身を持って経験したことです。同じことを繰り返さない。このメンバーと共にいかに旅を長く続けられるのか。あれから10年。自分も様々な立場を経験しました。そして新たな立場になったのですよね。