僕がお酒を飲む目的は、気の置けない人との会話を弾ませるツールという位置づけですから、会話があくまでもメインになります。
ですから、酒を飲むことがメインで、会話は’添え’みたいに考えている人との席というのは、大概は物足りないことが多いです。そこで自分の話ばかりをされたり、呂律の回らない愚痴を聞かされ続けるなんて、ちょっと勘弁です。痴話話も正直どうだっていいのです。男女関係の話なんて、どうでもいい。しかし、みんな好きだよね。
相手と繋がりを見いだしたり、真理を探究する対話がしたいのです。薄い会話しかできない飲み会というのは、げんなりしてしまう。独りお茶でも飲みながら自分の中で対話をしている方がいい。もしくは、独りご飯を食べて腕立て伏せをしている方が、百倍マシなのです。その場だけ盛り上がる飲み会なんて、寂寥感だけを抱えて家に帰ることになってしまう。
それは、僕が酒を基本的にさほど好きじゃないからなのでしょうね。お酒が好きだったら、会話の中身なんてどうでもいいでしょうから。
だから、僕はじっくり会話ができる人、したい人としかお酒には行きません。よく言われるのです、お酒誘いたいけどハードル高そうで誘えないんですよね・・と。でもそれ当たってます。そう見られることで都合が良かったりもするのです。
しかし、思うよね。家族がいて子供がいて、なぜ家に帰ろうとしないんだろうね。僕はカミさんのご飯を家で食べるのが一番好きなのです。家族がいるのに家に帰らず、酒をのむ相手を探すために遅くまで仕事をするなんて・・ちょっとね。まあ、たまにはぱっと盛り上がってカラオケなんてのもいいですけど。