Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

夏のリトグラフ

80,90年代のアルバムジャケットを飾ったグラフィックアートを集めた展示会を銀座で見てきた。大瀧詠一さんのアルバムを手掛けた永井博、山下達郎さんのアルバムを手掛けた鈴木英人

 

 

 

鮮烈な青色を基調とし、強い夏の光線に照らし出された南国の風景を切り取ったグラフィックアート。実際の夏より夏のイメージを切り取って表現した世界観が好きで鈴木英人リトグラフは何枚か持っていた。絵を飾るような洒落た部屋に住むことも出来なかったのに、何十万もするリトグラフを部屋に飾って眺めていた。

 

 

 

横浜の画廊で絵を買ったのはいいが、当時乗っていたツーシーターのホンダビートには載せるスペースがない。フルオープンにして何とか絵を積み込んで家に持って帰ったのを覚えている。当時、鈴木英人の作品を集めたミュージアムが彼のアトリエがあった逗子にありよく通ったもの。

 

 

 

そんなお気に入りのリトグラフも独立した際の会社設立資金に困窮したこともあり、二枚とも泣く泣く手放した。今からするとそんな程度のお金も無かったのか…と思うものだが、子供を私学に通わす教育費で一家の財政は手一杯。設立した会社のおかげで後に手許のお金には大分余裕を生むことなった。とはいえ、手放した絵が同じ額で戻ってくる訳じゃない。

 

 

 

久しぶりに展示会で彼の絵や作品集を見て、新居ができたときにあの時のリトグラフがあったら…と思ったのだが。ヤフオクで調べてみると、巨匠になっていないので作品価格は思ったより上がってないのね…(当時と同じくらい)

 

 

 

当時の絵を買い戻し飾りたいなあ…

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