Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

うそつき

90年代を代表するシンガーソングライター古内東子さん。恋愛の神様、なんて一部では言われ女性からの支持も高かった。彼女は、自分の経験したことしか歌詞にはしたためていない、それが出来なくなったら歌手を辞める、とも言っています。

 


彼女の歌で一番好きなのは、4枚目シングルとしてリリースされた『うそつき』傷ついた心を独り癒すには、これほど良い曲はないんじゃないか…と思います。

 

「あの日私はただの振られた一人の女で

他の人を好きになったあなた黙って許してた

どこにでもある店で遅い夕食をとり

つき合い程度の軽いお酒飲んで別れた

愛されてなかったのかな 一度も一瞬でも

大丈夫 また恋をすれば そして笑って笑って忘れようとしたけれど


こんなにも深く傷ついてた 知らなかった

涙も一粒誰かの前でこぼせたら良かった

大人になるってなぜこんなに胸が苦しいの

教えて 私は嘘を付いてばかりよ


気の合う仲間といるといつも気楽なようで

部屋に帰れば 眠るだけの日々が続いてた

想い出の場所を通ればなるべく目をそらそう

大丈夫 また恋はできる だけどこうして無理して忘れたくもなくて


何かに向かってただまっすぐ歩けない

心のかけらもあなたの元へ預けていたままで

手帳の余白を埋めることで幸せだなんて

逃げてる私は嘘を付いてばかりよ


こんなにも深く傷ついてた 知らなかった

涙も一粒誰かの前でこぼせたら良かった

大人になるってなぜこんなに胸が苦しいの

教えて 私は嘘を付いてばかりよ」

 

 

恋愛に限らず、自分に素直であり続けることって難しい。無防備に傷つくことはしたくないし、傷ついた自分をさらけ出すなんてもっと難しい。大人として生きていくって、なんて胸が苦しく難しいのだろう。

 

 

歌の主人公を愛しみながら、でも傷つくことを恐れない。いつでもあなたは大丈夫。だから、素直な大人として胸をはって頑張ろうよ、とも想うのです。

 

(聞いたことがない方は聞いてみてください)
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