Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

浮気を許さないアイテム

ペンや時計は腕が一本しかない以上は、趣味で幾つか持っていたところで、仕方がない代物だったりします。

人によって、場面で使い分けるという人もいるかもしれませんが、ずぼらな人間なので決めちゃうとそればっかり使うわけです。ボールペンはROTRINGのマルチペンしか使ってない。万年筆も何本かありますが、最近はTWISBIのDiamond Miniばかり。モンブランやペリカンのボールペン、セーラーのプロフェッショナルギアやレフティ用のプロフィット万年筆も筆箱が定位置。パイロットのスケルトンのカスタムヘリテイジは使わなくて勿体ないので息子にあげてしまいました。(大いに喜んでました)


時計もいくつか持っているのですが、いつも一番身につけているのはLUMINOXで、クオーツのアナログ時計を5つ程度を気分で使い分ける感じ。時計はコロナの時に3-4本売り払って減らしたのですが、また最近買ってしまって元に戻っています。


最近、自動巻きの時計が気になったりします。SEIKOやオリエントのダイバー式です。ただし、ダイバーズ時計はクオーツで持っていますから、わざわざ手間のかかる自動巻きを所有したところで、何の意味があるのか・・使わない万年筆よりたちの悪い待遇になってしまうのではないか・・とも思うわけです。


そもそも、自動巻きは常に腕に身につけていないと、ゼンマイが巻き上がりませんから、ローテーションで使っていなかったりするといざ使おうという時には止まっているでしょう。巻き上げてくれる便利な機械もありますけど、そこまでに固執するのでしょうか。(きっとしないと思う)それに、日差5秒程度のずれが生じるのでしょっちゅう時刻合わせも必要です。クオーツでもぴったり合っていないと気になる人が、それを許容できるのでしょうか。できないでしょう・・きっと。


自動巻きの時計というのは、今の時代においては『精巧に時を刻む装飾品』であり、実用的アイテムではないわけです。ゼンマイを常に巻き上げ、時刻を合わせ、オーバーホールをお金をかけて定期的に行う。これは、決して他の人に気を向けることを許さない奥さんみたいな存在。そういえば、時計をころころ変える人は浮気性な人だとどこかに書いてあったような・・