Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

未来予想図

3年ごとに巡ってくるGCDFキャリアカウンセラーの資格更新。今回で6回目で18年目。かつては資格証明の書類などをきっちり整えなくてはいけなかったのですが、だいぶ手続きが簡素化されました。国家資格が誕生したため、GCDFの位置づけも軽くなったからなのでしょう。


登録開始が2005年で当時は33歳。2004年に受けた講習で最終ページに書いたキャリアビジョン。その時は、キャリアカウンセリングの経験を少しずつ積んで、エグゼクティブサーチに就くことと書きました。当時は戦略、新規事業開発領域のコンサルタント。組織・人事分野の経験も知識も浅く、興味や関心はあれど仕事の選択肢はほとんど見えていませんでした。


最初は社内異動で組織・人事コンサルティング部門。次にPwCのHR。たかがキャリコンを勉強した程度の組織・人事の領域で経験の浅い人間は、まともに割り当てられる仕事もなく。一方で独りで案件を取る力も十分でなく。転機はリーマンショック。不毛地帯のコンサル業界を離れ、リクルートでの新規事業。テーマは中高年をテーマとしたキャリア事業の立上げ。誘ってくれたのは、キャリアカウンセリングを取得するきっかけとなったリクルートで協働で事業を行った人たち。


キャリアカウンセリングを活かした仕事というのが思いもよらぬ形で巡ってきたわけです。そこから様々な地域、業種の企業にお邪魔し、コンサルティングをする機会に恵まれたのです。今では、出発点となったキャリア開発だけでなく、人事制度改革、組織開発、人材開発、採用、人材戦略、データドリブン人事・・と組織・人事領域での経験もかなり拡がりました。


「ずっと心に描く未来予想図は ほら 思った通りに叶えられてく」
(Dreams Come True 未来予想図Ⅱ)


解像度が低い未来予想図であったとしても、リスクを恐れることなく歩み続けていけば、思いもしなかった世界が目の前に拡がってくるもの・・カウンセラーの資格がこんな環境に繋がるなんて想像もできなかった。


エンゲージメントは結婚と同じで、自己犠牲を厭わない相手への愛を問われるもの。変わらぬ思いを持ち続けていけば、未来予想図は思った通り、いやそれ以上になっていくものなのでしょうね。