Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

不思議なトライアングル

中高クラスメートの永嶺さん、学習院ゼミの後輩だった田中君。二人を結ぶ接点は歌劇。同じ劇団が主催するミュージカル舞台の主役キャストをそれぞれ演じる繋がりで。先月は二人の公演にご招待され、舞台観覧をしてきたのです。

学生時代の三角関係は大体微妙に面倒なケースが大半ですが、これは大人の不思議な三角関係。せっかくだから飲みに行こうよということで、僕と永嶺さんのご近所月島のもんじゃ焼き屋さんで、一献の場を持ったのです。

月島から歩いて帰る道すがら、彼女がこう言っていたのです。茗渓ってあんまり男女の仲が良かったわけじゃないけど、30年以上の時間が経過したときに、月島であって話をして歩いているなんて不思議ね…と。こういうことは予想もできないことだよね…と。


仲が悪かった、とは思わないのだけど。多感な中高時代の男女の間には、見えない川が流れていたのは確かです。互いを必要以上に意識するがあまりに、自然に関わることができなかったのだ…そう思っています。その空気は同窓会に行ったとしても依然としてあります。個別に会えれば、思春期の時代をともに過ごす中で育まれた近似の価値観をもって対話できる貴重な存在なのにね。


僕は彼らほどにはやってないけど、歌は聴くことも歌うこともとても好き。それを考えると3つの点が三角になったのは必然だったのかもしれませんね。