久しぶりに今月に行った外部オープンセミナー。テーマは、70歳雇用時代における人材マネジメント。高年齢化が進行する企業において70歳雇用をどう実現していくのか、最新調査と事例をもとにお話ししました。
2回開催で100社を超えるリスナーが集まり、この問題に対する各企業の関心の高さを示す結果となりました。この傾向自体は過去も同様なのでさほど驚くほどではないのですが、今の時代を反映しているなと思うのが、東京から九州までの広い地域の受講者がオンライン越しにいるということ。そして、終了後には受講した方の中からLinkedin経由でダイレクトメッセージを受けたこと。
ウェビナーですから名刺交換をすることは叶いませんが、こういう形で講師にコンタクトをとってくる人がいるものなのですね。
書籍を出版したり、専門誌に論文を書いたり、対外的な情報発信をしていくことのメリットは、営業的側面のみならず新たな人的ネットワークを形成するきっかけになるということ。それにより仕事を依頼されるかもしれないし、個別にオファーが来ることもあるかもしれない。
人は会社に所属し、そのアセットを使うことで様々なメリットを受けているわけです。安定的な仕事を得ること、ブランドやチャネルによって案件獲得も個人で行うよりはるかに効率的にできる。一方で、リモートワークやSNSの発達は従来より、組織より個人にフォーカスが当たるようになっているということ。
上司の顔色を気にするだけじゃなく、自分しか成しえない仕事を行い発信することは、これからの時代はなおさら重要なのでしょうね。