外的キャリアは「衣装」内的キャリアは「服を選ぶときの好み、選択基準」と捉えることができるわけです。
世の中には様々な衣装があります。値段もブランドもデザインも様々。特定のブランドをいつも選ぶのもいいけど、ブランドへの過度な執着はお洒落の選択肢を狭めてしまう。仕事でいえば、会社やタイトル、報酬といったことです。
それよりも自分の体型に合ったデザイン、好きな色、テキスチャ、もっと突き詰めれば服を纏った自分がどんな気持ちになるのか、他人の目に映る自分がどれだけ魅力的に映るのかという視点を捉えておけば、選ぶ服は断然広がっていきます。仕事も同じです。
お金がないから、お洒落ができないというのではない。自分に似合うモノを知っている人は、安価なものであっても自分を引き立てる服を選ぶ目が利きます。何より布を裁断して自分だけの服を仕立てることだってできる。仕事でいえばそれはジョブクラフティングとなります。
自分に似合う服を纏っている人は、輝いて見える。仕事だって同じなんです。有名ブランドの高級な服が誰においても良いだなんてなんて愚かしいのでしょう。
「人生の達人は、どんなときも自分らしく生き、自分色の人生を持つ」
内的キャリアを知っておくというのは自分色の人生を生きる。Master of Lifeになるための基礎だと思うのです。