最近のマラソンシューズは厚底反発系。箱根駅伝でもナイキの厚底靴旋風。
以前はレース用のランニングシューズといえば、薄底の軽量モデルが主流でした。僕が初めてレース用として買ったナイキのカタナレーサーもその系譜。このモデルも箱根駅伝のランナーに多く支持されました。軽量で履いている感覚がほとんどないのですが、薄底のために走り込みをしていないランナーは膝に来ます。
練習用のランニングシューズは、だいたい3年ぐらいで履きつぶしてしまうのですが、レース用のこいつだけは15年以上経つものの捨てずにとってありました。
このところの夏の暑さはかなり厳しく、練習用のシューズは蒸れるし重いので、久しぶりにこいつを履こうと思いきや、ソールはかなりすり減っているし、接着面も取れかけだらけ。裏底の補強ゴムを張り直し、接着剤を付け直して久しぶりに履いてみました。やっぱり軽いし走りやすい。そして軽く膝に来る。
厚底シューズが気になりつつ、クラシックで余計なモノを削ぎ落としたカタナレーサーは、ある意味でランニングというスポーツを象徴するシューズらしいな…と思うわけです。タイムは厚底の方が出ると思うのですけどね。