Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

レギュラーを目指して走れ

この1年くらいのことだ。息子が筋トレやらランニングをするようになった。

 


ときどき言ってた。いくら食べても太らないとか言っていられるのは二十まで。酒なんか飲んで何もしなかったら、筋肉はどんどん落ちて贅肉になる。腹の出っ張ったオッサン体形になりたくなかったら、何かしたほうがいいよ…

 


だがいままではそれに一切耳を貸すわけでなし。しかしいったいどういう風の吹き回しだろう…

 


先日、妻がこんなことを言っていた。

 


『みっちゃんがこの前、こんな事を言っていたわ』

 


『友達を車でお父さん送ってくれたでしょ。二人の友達はお父さんのことを真面目に兄貴だと思ったんだよ。雰囲気も話し方もね。僕はね、そういうところはお父さん尊敬するよ…』

 


そういうところは…というのは引っかかるが。実際に家ではくだらない事ばっか言って呆れられているのだが…

 


そしてその一件があって以来、今までは耳も貸さなかったのに、ときどき走りに行ったり筋トレをしている。ま、いいことだ。

 

 

学生の時には体育系の部活に入り、よく走った。それは練習として課されていたり、レギュラーになるという外発的な動機付けがあればこそ。部活をやめ外発的な動機付けがなくなったアスリートは、いつしか走ることを止めてしまう。

 


僕の憧れる大人は、恰幅のいい人じゃない。それが人生というゲームにおけるレギュラーじゃないから。彼もきっとそうなんだろう。