才能と情熱が結びついた仕事というのは、誰かに引き継ぐ事だって、真似することだってできない。
魂は一人一人違うものだし、才能や情熱というのは魂そのものだから。そして高度なサービス業というのは、情熱や才能が織り込まれてこそ価値が生まれてくる。
その本質を解せず、誰かに引き継いでやってもらえばいい、教えてあげればできるはずだ…というのは、実に愚かな考えであり、価値を認めて贔屓にしてくれている顧客の存在を無視することだと言っていい。
まあそういう考えの人間は、自分の仕事を愛していないし、人をモノだと見なしている。だから、そういう発言を安直にできるのだ。そういうロボティックな人間の元では、才能も情熱も仕事に織り込まれることは無いだろうね。