世の中には様々なタイプの”ヒーロー”がいる。彼らの共通点は、難局を乗り切ったり、問題を解決するために持てる力を駆使して活躍するという事。
誰しも憧れのヒーローというものが存在する。個人的なヒーローとしては、アメリカドラマ「冒険野郎マクガイバー」の主人公であるマクガイバー。日本では、TBSの金曜ロードショーと深夜枠で80年代後半に放映されている。
このプログラムは、アメリカでは放映終了して30年近く経った今でも絶大な人気を誇っている。日本においては、「エアーウルフ」「ナイトライダー」「ブルームーン探偵社」の様に定時枠で放映されていなかったので、人気や知名度も限定的と思われる。
リチャード・ディーン・アンダーソン扮する主人公の妙味は、抜群の運動神経と豊富な化学、物理学の知識を活かし、身の回りにあるテープやクリップ、洗剤などのアイテムを使ってブービートラップを仕掛けたり、絶望的な状況から脱出する機知を発揮していく所にある。ポリシーは決して銃を使わない。必須アイテムはアーミーナイフとダクトテープ。
学生時分に興味をもって眺めていたのは、フリーエージェントとして、フェニックス財団というシンクタンクから特命ミッションを負って動く働き方。”フリーエージェント”や”シンクタンク”というキーワードは今では分かるけど学生時代においては全くイメージが付かない言葉だった。
果たして幾星霜が経ち、実際に自分がシンクタンクで働き、フリーエージェントとなり。特定分野のスペシャリティを持って問題解決のミッションを担うという働き方になってみると、憧れのヒーローというのは自分に少なからず影響を与えていたんだなと思うのです。