歌番組が好きでよくチェックしているから…かもしれませんが、19歳の娘はかなり古い曲も含めよく知っている訳です。70年代 テレサ・テン、山口百恵、80年代やしきたかじん、上田正樹、岩崎宏美、中森明菜…し、渋い…
一緒に車に乗っていると、ジェネレーションギャップを全く感じさせません。(というよりは僕より上の世代)とはいえ、最近の曲もしっかり押さえているので、最新アーティストのいい曲を教えてもらう一方で80年代90年代の名曲を教えてあげています。
『ななちゃんさあ、こんな古い曲友達も聴くのかい?』
「いや、私だけが好きで聴いているんだよ。友達は聴かないよ」
今さら、テレサ・テンややしきたかじんを聴いてみると、確かに歌声が素晴らしいわけです。
やしきたかじんなんて、喋くりの人で、品の悪いダミ声のオッサンというイメージが色濃いのですが、歌声は透明感があっていい。
例えば、欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)の代表曲であるLove is over。やしきさんがカバーしているのですが、こちらの方が僕は好きだったりします。
個別のアーティストもさることながら、80年代は洋楽、邦楽ともにいい曲が多い…という意見は娘、息子たちでも共通。時流の曲がラジオから街頭に流れ、誰もが曲と当時の光景を紐付けて思い返せるいい時代。
クラウドのサブスクリプションで好きな曲を無制限に聴けるというのも実に贅沢だと思うのですが、一人ヘッドホンで聴くよりも、誰かと一緒に聴いて感想を分かち合い盛り上がれるというのが、もっと贅沢なのかもしれない。
我が家は、今年もしっかり紅白歌合戦を視聴です。