Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

就活を振り返るインタビュー

娘の大学の授業で就職活動を振り返るインタビュを受けた。最初はどんなことを考えていたのか、最終的にコンサルティング業界を選んだ理由…面接で聞かれたことなど。

面接での印象深い質問と答え。

Q1.あなたは自分のことをどんな人間だと思っているか?

A.僕は自分が興味を持ったり、好きになった物や人の理由が知りたい。だから、いつもその理由を考えてしまう。時に自分が思っている自分ではない判断もある。いつも自分の中で一貫性を持てたらいいと思っている…


あるコンサルティング会社のグループ面接での質問。この答えをしたら、僕のことをみんなで考えてみようとか…とグループ討議のテーマが設定され結果は内定だった。えらい常務が気に入ったんだということだった。


Q2.あなたはアメリカをどう思いますか?

A.アメリカは自国のルールが世界のルールだと思い込んでいる国である。自国の製品の魅力がないのに、流通ルートを非関税障壁だと決めつけているが、勘違いも甚だしいと感じている。


外資コンサルティングのグループ面接での質問。留学の話や旅行の話をした人が多かったけど、僕はそんな経験も全くなかったので、ゼミで研究していた意見を述べたら、パートナーがのけぞっていた。ここも内定だった。後で聞くと、ERPパッケージのSAP日本版を苦労して導入していたパートナーだった。


基本的に学生時代の経験については、体育会と文科系部活の掛け持ちやバイトの経験は一切話さなかった。臨死に瀕した病気と卒論テーマについて話した。振り返ってみると逆張りだったのかもしれない。そもそも、自分という本質を一番知ってもらうエピソードがそれだったから。


うーん、確かにそんなことを話す学生って珍しいかも…
お父さんって昔から変わっていたんだね…

変わっているかどうかは別として。考えることが好きなんだって思ってもらえたから、末席に加えてもらえたし、それを見極めてくれた人に感謝なんだよね。