Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

五体不満足という財産

温存療法で不安だったのが運動機能の回復レベル。手術療法の場合は、運動機能の期間も短いとされています。一方で手術跡はクッキリと残りますし、癒着や腫れといった後遺症が残る場合もあるようです。

 


僕の場合は軽井沢で受傷し、痛む足を抱えて土曜日遅くに空いている大塚の病院に何とか駆け込み、その場でギプスで固めてしまったので、手術という選択をそこから取ることは考えにくかったのですが。

 


同じ温存療法で治した方が曰く、"健全な足より柔軟性が半分以下に落ちた。アキレス腱伸ばしが全然できない…リハビリ頑張って下さいね" でした。

 


実際ギプスと装具が取れた後においては、確かに足が全然曲がらないわけで。まあ、ずっと固定していたわけだから、ひたすらリハビリとトレーニングをするしかないわけです。

 


今においては、回復度合いは9割くらい。心配していた柔軟性は健全な足とは変わらない状態に戻ってくれたわけです。むしろ良く曲がるくらい。ランニングも普通にできますし、スピードもほぼ戻りつつある。

 


しかし、今でもあの自由だった日々のことが時折頭に過ります。ハンディキャップを持った存在として2カ月以上を過ごしたことは、学生時代の長期入院と同じく非日常、超日常の経験であり、僕の財産になるだろうなと思うのです。