Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

輝きの意味

盛夏に生まれたこともあるのだと思うけど、強い光線に照らし出された夏の景色がすき。

 


鬱蒼とした木立に囲まれた小径の先に見える拓けた海、高層ビルの谷間に落ちる夕陽、夕立の後の濡れた葉の合間から見える青空…

 


煌めく景色は、コントラストが強い景色といってもいいかもしれない。強い光と暗い影。差があればあるほどいい。そこで大事なのは、強い光だけではなくくっきりとした黒。

 


日々の生活も同じで、光の世界だけではなく、マイナスだったり無の状態である黒の世界を識別してこそ、何気ない日常も輝きだしてくる。自己の体、家族、仕事、仲間… 諸行無常であり、どれもがいつなくなってもおかしくはない。実際にそういう局面にも遭遇してきた。

 


だから何気のない日常の明るさもより眩しく感じることができる。毎日が退屈で面白くない…なんていっている人は、漆黒の世界を知らないんだろう。会社や仕事があるのが当たり前だと思っているサラリーマンが、仕事のつまらなさを嘆くように…

 


光は永遠であり、若さであり、力の象徴。でも、永遠なんてものはないのだから。