統合会社の組織開発プロジェクト。今日は、クロスファンクションチームのサーバントリーダー役に選ばれた方々に対するキックオフ研修の講師でした。狭い会場にはノミネートされたメンバー40名。
かっちりした研修より、緩さやアドリブが必要な研修のファシリテーションって大好きです。受講者とわいわい掛け合って、笑い交え楽しくやっちゃいます。
夜は、異なるミッションとバックグラウンドを持ちつつも、同じ立場にある参加者同士の相互ネットワークを深める懇親会でした。
全員に挨拶を…と頼まれてスピーチをしたのですが。終わると、こんなうるさい飲み屋での挨拶なのに、あなたの声はすごく通るのね…隣で話されているみたい…。研修の時からそう思った…と何人もの方からそう言っていただきました。
家でも職場でも、貴方は内緒話ができない。話しているとすぐに分かっちゃうから…といわれることも多い訳で。
でも、多くの人に言葉を届けるという役回りにおいては、この声がとても役にたったりする。
先日、アセスメントフィードバックの実技演習のオブザーバーの方からも言われたのです。『あなたの声は、ギフトだから大事にした方がいい…』と。
昔、世の中の仕事というものを知らなかった頃、文章を書くということ、声を使うということを活かせたら…と漠然と考えていたときがありました。新聞記者やアナウンサーといった直接的な仕事は選びはしませんでしたが、幾星霜かを経ると、確かにそうしたことを活かせる仕事をしているのだ…不思議なものだと思うわけです。