Homare's Diary

組織人事コンサルタントの徒然日記です

心のプリズム

好奇心は物事を多彩に分解する心のプリズム。プリズムを通せば、単色の光でも多彩な光に分解され乱反射し、目に映るものが輝きだす。

 


好奇心のプリズムを失くした人の目の前に広がる景色はモノトーンで平板。人は単調なモノの繰り返しには耐えられないようにできているから、心の回路を閉ざすことで自らを衛ろうとする。光はさらに入ってこないようになる。それは、自らを暗闇の牢獄に追いやっているようなもの。

 


心にプリズムを持っている人の目は生き生きと輝いている。そうした人と対話をしていると光が増幅され、とても楽しい。僕が時間をともにしたいのは、心にプリズムを持った人。

 


人が、0から言葉を覚えられるのは、学ぶ事は楽しいものであり。好奇心が子供にはもともと備わっているから。これが何時かしらか喪失し、人は学ぶことを止めてしまう。

 


退屈せずに楽しい毎日を過ごしたいのだったら、それは旅行に行くことでも、美味しいものを食べることでもない。心にプリズムを持ち、目に映るものを多彩に捉えていくことじゃないのだろうか。